2009年5月 ブラジル北部豪雨災害における浸水域の推定

ブラジル北部は20年来の記録的な豪雨にみまわれ、大小の河川等が氾濫。約40人が死亡し、最大で約30万人が避難を余儀なくされました。
降雨は2週間以上の長期にわたり、被害はブラジル全26州の内の11州、その範囲は東西2,000km以上、南北1,500km以上の広域に及んでいます。

TerraSAR-X(合成開口レーダ)による撮影

パスコは、2009年5月9日に撮影された「TerraSAR-X(テラサーエックス)」の画像をもとに、特に甚大な被害の生じたマラニョン州及びピアウイ州の境界を流れるパルナイーバ川周辺の水域の推定を試みました。
撮影当日の気象記録によると雲が多く、雨が降り続いていた可能性もありますが、無事撮影に成功しました。

本地図は、2009年5月9日8時32分(協定世界時)時点「TerraSAR-X(テラサーエックス)」の撮影データをもとに水域の推定を試みたものです。
本解析は、水面でのマイクロ波の後方散乱強度が弱いという特性を用い、単画像のみで水域の抽出を試みたものです。


撮影実施

撮影日時 2009年5月9日(UTC)
撮影モード ScanSAR モード
入射角 41.94度
撮影軌道 ディセンディング(下降軌道)
偏波 単偏波(HH)
位置図イメージ

TSX撮影画像イメージ
TSX撮影画像イメージ

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情報掲載履歴

第一回掲載 2009年5月19日(火)

災害発生に伴い被災状況の把握および関係各団体への情報提供の観点から、直ちに株式会社パスコは天候の影響を受けないSAR衛星画像による水域の推定を実施しました。


被災された皆様には、謹んでお見舞い申し上げます。
弊社では災害状況の的確な把握と被災地の復旧に、空間情報の処理および解析技術と防災コンサルティング技術がお役に立てるよう、より一層努力してまいります。


< TerraSAR-X : InfoterraGmbH, Distribution [PASCO] >
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