2008年2月 鹿児島県桜島(昭和火口)噴火モニタリング

TerraSAR-Xによる桜島の火山活動監視(2008年5月21日:情報追加)

桜島の昭和火口では2006年6月以降、活動が活発化しており、2008年2月3日の二度の爆発的噴火発生後は、散発的な噴火により、噴石の飛散や火砕流の発生も確認されています。

パスコでは2008年2月8日と同年4月25日の二時期において合成開口レーダー(SAR)を搭載した人工衛星「TerraSAR-X」による撮影を行い、噴火活動に伴う地形変化をとらえることに成功しました。

二時期の画像の比較によって昭和火口が拡大したことや火砕流堆積物と推定される範囲を抽出しています。これらのことから、今後TerraSAR-Xの地形変動モニタリングへの活用が期待されます。

撮影写真

※TerraSAR-X
TerraSAR-Xは、衛星本体からマイクロ波を照射し、地表面あるいは地上の対象物から反射・散乱されて戻ってくるエコーを受信する能動型センサを搭載しており、昼夜間を問わず、また、雲や噴煙の影響を受けず地表面を撮影出来る為、災害発生時に大きな威力を発揮することが期待されています。


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鹿児島県桜島(昭和火口)噴火に関する緊急撮影

2月3日に鹿児島県桜島の昭和火口で2度の爆発的噴火がありました。以後も散発的な噴火があり、噴石の飛散や火砕流の発生も確認されております。
パスコでは、2008年2月8日午前6時10分(日本時間)、TerraSAR-Xにより、桜島を中心としたエリアの緊急撮影を行いました。
撮影したデータは直ちに当社所有の地上局で受信を行い、画像再生処理を行いました。
この画像では桜島の東側斜面の状態が噴煙や雲を透過して明瞭に表現されています。
TerraSAR-Xはマイクロ波を用いて撮影を行う合成開口レーダー(SAR)衛星で、昼夜を問わず、雲や噴煙を透過して確実に地表を撮影できるという利点があり、災害時の活用が期待されています。


撮影写真

2008年2月8日TerraSAR-Xにて撮影(6時10分)


撮影範囲

撮影範囲

撮影写真

2008年2月8日
市街地方向から桜島を撮影(08時20分頃)

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情報掲載履歴

掲載 2008年2月8日(金)

災害発生に伴い被災状況の把握および関係各団体への情報提供の観点から、株式会社パスコで衛星画像撮影を実施いたしました。

撮影実施

衛星画像撮影

撮影日 2008年2月8日
撮影モード SpotLightモード
入射角 52.93度
撮影軌道 ディセンディング(降交軌道)
偏波 単偏波(HH)

※西側斜面は、撮影時の入射角の影響で陰が発生し、黒く写っています。


被災された皆様には、謹んでお見舞い申し上げます。
弊社では災害状況の的確な把握と被災地の復旧に、空間情報の処理および解析技術と防災コンサルティング技術がお役に立てるよう、より一層努力してまいります。


< TerraSAR-X : InfoterraGmbH, Distribution [PASCO] >
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