高精度道路3次元データ

日本国内の直轄国道と高速道路をMMS(モービルマッピングシステム:Mobile Mapping System)車両にて計測。自己位置情報、前方画像、3次元レーザー点群で構成されたデータを閲覧専用アプリケーション「PADMS Viewer Lite」と共にご提供しています。

高精度道路3次元データの特徴

MMSで取得した画像とレーザー点群データは、データと共に提供する閲覧専用アプリケーション「PADMS Viewer Lite」上で、重ね合わせができることから、画像を見ながら必要な場所の3次元位置情報が取得できます。また、延長、幅、高さなどの簡易計測(※1)も行え、様々な計画や対策にご利用頂けます。操作性も簡単で、視覚的に見やすく、現実的に人の立ち入りが困難な道路でも、車線規制等を行わずに詳細な確認が可能です。また、高速道路データには全周囲カメラで撮影した360度のパノラマ画像は天頂部も含んでいるため、構造物の下側の確認も可能です。

  1. 簡易計測結果には、実際に現地で計測した値と誤差が生じる場合があります。

高精度国道3次元データの整備範囲

全国の直轄国道(約22,300km)の内、約19,000km(※2)を網羅しています。

  1. 2013年10月現在

高精度高速道路3次元データの整備範囲

全国9,100km(※3)の高速道路(※4)を網羅しています。

  1. 2013年10月現在
  2. 都市高速を除く

高精度道路3次元データの構成内容

  1. 閲覧専用アプリケーション「PADMS Viewer Lite」
    3次元国道アーカイブデータを閲覧するためのシステムと背景地図のセット
    • 閲覧専用アプリケーション「PADMS-Viewer Lite」の動作環境は以下の通りです。
      CPU Intel core2以上
      メモリ 2GB以上
      HDD 10GB以上の空容量
      グラフィックボード OpenGL1.5以降(必須)
      ビデオメモリ 64MB以上
      OS Windows7対応(.NetFramework3.5以降)
  2. 3次元国道アーカイブデータ
    • 3次元レーザー点群データ(PDMX形式)
    • 車両前方画像データ(前方左右方向)
  3. 位置検索情報(CSV形式)
    指定場所へ移動するための路線名、距離標、交差点名、構造物名等の情報

全周囲画像データ(高速道路のみ)

  1. 閲覧専用アプリケーション「PADMS-PhotoViewer 」
    全周囲画像計測データを閲覧するためのシステムと背景地図のセット
  2. 全周囲画像データ
    全周囲画像データ(PGR形式
  3. 位置検索情報(CSV形式):別途、アプリケーションが必要
    指定場所へ移動するための路線名、距離標、交差点名、構造物名等の情報

(その他)

  • 本データの計測にあたっては、測量法第46条申請を実施して計測しています
  • MMS高速道路アーカイブデータと全周囲画像データのセット販売も可能です
  • 多機能版の「PADMS-Viewer」もご用意しております。詳細は、お問合せ窓口まで、お問い合わせください

高精度道路3次元データの仕様

  直轄国道 高速道路
MMS高速アーカイブ全周囲画像
座標系 平面直角座標系(全国19座標系に対応)
空間範囲 全国直轄国道(提供範囲は本線のみ)
  • 全国高速道路(本線:上下線)
  • SA/PA、IC(一部)、JCT
全国高速道路(本線:上下線)
レーザー情報 取得情報XYZ、RGB ・X,Y座標は数学(幾何)座標 -
画像取得方向 前方画像(カメラ1:右前方、カメラ2:左前方)
合成パノラマ表示が可能
全天頂画像(天頂を含めた360°全周囲画像)
画像スペック 解像度500万画素、JPG形式 解像度200万画素、PGR形式

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