車両運行管理を行う上では、配送品質の向上が求められるなか、管理業務の負荷軽減が求められています。
動態管理システム「PASCO LocationService」では、車両の位置情報から作業進捗を判定することで、業務負荷をかけずに配送品質向上を実現いただけます。さらに、大雪・豪雨・地震などの自然災害情報や、それらに伴う渋滞や走行可否などの道路現況情報を活用することで、有事における業務継続を支援いたします。
パスコの動態管理システム「PASCO LocationService」は2005年から空間情報技術を豊富に盛り込んだクラウドサービスとして提供を開始。スマートフォンやタブレットなどのスマートデバイスに加えて、様々な M2M(※1)端末、業務用カーナビなどとの連携を実装しています。さらに、常にユーザーの声を反映した機能強化を実施し、輸配送事業者を主として大手新聞社にも採用いただくなど、実績のあるサービスです。
パスコは1990年代のカーナビ創生期から今日まで、一般消費者の見えないところで、空間情報技術でカーナビ地図を支えてきました。こうした知識と経験を移動体管理技術に応用し、サービス提供しています。
気象庁による大雨の予測情報、地震震度情報、自動車メーカーの通信カーナビから取得した走行実績・渋滞情報などを車両位置情報と重ねて地図上に表示することで、交通混乱時の初動対応に有用な情報をご利用いただけます。
機器メーカーや通信キャリアのように、サービス提供において、通信回線やハードウェアに依存することはありません。位置情報を取得する端末を問わないためスマホ、デジタコ、専用端末など要望に応じた端末が利用可能で、柔軟な対応が行えます。
多様な機能の中から業務に応じて必要な機能のみを選択しご契約いただけます。
クラウドサービスだから初期費用を抑えた導入が可能です。
配車管理システムとの連携により、高度な計画に基づく実績管理が可能になります。
現在位置から配送先間の移動時間をシステム内で計算しているため、予定時間に対して超過する危険が検知された時点で管理者にアラート通知。顧客からの問い合わせが入る前に能動的に連絡を入れることができ、時間調整など事前対応が可能となります。
配送予定の場所とGPSで取得した車両の現在位置をシステム内でチェックし、予定と現在位置が不整合を起こしている場合には管理者に対してアラート通知されます。これにより、管理者からドライバーに対し配送先の確認指示などが行えるため、誤配の抑止につながります。
GPSを利用すると、配送車両が配送先周辺に到達した際に車両接近を検知し、自動でステータスを到着に更新。ドライバーが端末を操作することなく、管理者は運行情報の確認が行えます。
システムで自動管理される発着時間を配送先ごとに出力できるため、運行日報としてご利用いただけます。従来のような手書き作業が不要になります。
プローブデータを利用した通行実績のある路線情報の提供に加え、日本道路交通情報センター(JARTIC)から提供される道路交通情報を用いて、通行止めなどの通行規制情報を地図上に可視化します。運行管理者は、通行規制情報をもとに適切な運行判断・指示を行えるようになります。
豪雨・強風により発生する道路通行止め、土砂災害、内水氾濫の危険性を 6 時間先まで予測し、画面のヘッダー部に、アラートマークを表示します。そのほか、対象の箇所を地図上に可視化するとともに、詳細情報をリスト情報として表示します。運行管理者は、事前の予測情報をもとに適切な運行判断・指示が行えるようになります。
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