GISを導入するには?その1-成功している人はこうしている-

はじめに

GISを導入して、「売上が伸びた!」、「業務効率が上がった!」、「お客様対応がスムーズになって喜んでもらえた!」など成功事例もあれば、「最近使ってない」、「お金の無駄だった」などの失敗事例もあります。
成功して日々の業務で使いつづけられるGISと、失敗して片隅に追いやられるGIS。今回はGIS導入の際のポイントを整理してご紹介します。

Page top

ゴールはどこだ?

イメージ画像

「何がやりたいのか」これがはっきりとしていないと、“GISを導入しただけで満足” してしまいゴールを見失うことがあります。
まずはゴールを定めましょう。
あくまで、GIS導入というのはゴールを目指すための、一つの手段であることを忘れずに。成功している方は必ずゴールが定まっています。

Page top

目標達成をするには?

イメージ画像(クリックで拡大)
(クリックで拡大)

GISは目標達成のための手段ですが、「とりあえず導入」では長続きしないようです。 重要なのは、長期的に管理運用するために「人材・データ・ハードウェア・ソフトウェア・手法」をしっかりと計画立てる事です。
特にGISを運用するにあたって重要なのが人材です。 「担当者が異動になって、せっかく導入したGISが使えていない」とならないためにも、導入当初から、IT担当部署などを交えておく事が望ましいと言えます。
また、 GISソフトを選定する際の判断材料として、人材育成サポートやユーザサポートが充実しているかどうかなども重要な項目と言えます。
GIS導入に成功している方は導入・運用計画、ポリシーがしっかりと出来ています。

Page top

道具

イメージ画像

GISソフト(アドレスマッチングが可能なもの)
GISでは、実世界をデジタル地図で表現します。ラスタデータ1枚で表現するだけで良い場合もありますし、複数の地図(例えば道路だけの地図、建物だけの地図、配水管だけの地図など)で「レイヤ構造」として表現した方が良い場合もあります。

たくさんの地図を重ね合わせることで、見栄えが良くなったり、今まで見えなかった新しい発見があるかもしれません。しかし、不必要な地図を追加すると余計なお金が掛かかるばかりでなく、本当にやりたい事、知りたい事などが見え難くなりかねません。ここでも「何がやりたいのか?」を忘れずに地図をチョイスしましょう。

必要な地図レイヤが決まったら次は、各レイヤをどんなモデル(ベクタデータやラスタデータなど)で実装するのかを決定します(地図を委託で作るのではなく、調達する場合は予め確認しておく必要があります。)ここでも「何がやりたいのか?」がはっきりしていれば自ずとモデルも決まってきます。

また、各レイヤが持っている属性項目なども確認しておきましょう。例えば「人口1,000人以上の地区はドコだ?」や「地目が宅地になっているのは合計何m2?」など調べる場合には「人口情報」や「地目」、「面積」等の知りたい事が属性項目として地図に付加されているかどうかを確認しましょう。

Page top

システム構成を考える

スタンドアロンGISの例
スタンドアロンGISの例
イントラネットGISの例
イントラネットGISの例
インターネットGISの例
インターネットGISの例

最近のGISは、ネットワーク経由でGISを利用するインターネットGISやイントラネットGISのユーザも増えています。またネットワーク環境を利用しないスタンドアロンタイプのGISも根強く支持されております。

ここでは、「どうやったら効率よい業務が行えるか?」を考えるのも一つの要素です。

データをファイルに管理してスタンドアロンで利用するのか、データベースに一元管理してマルチユーザでの利用をするのか、インターネットに拡張して、組織外にも空間情報を広く配信するのかなど、ニーズに応じたGISシステムを設計します。

Page top

おわりに

ゼロからGIS導入というと、かなり苦労するように思いますが、現在では、地図・ソフト・手法までがセットになったGISパッケージソフトも多く取り扱われており、また、インターネットGISなど比較的安価なGISも出てきています。 「何がやりたいのか」さえはっきりしていればGIS導入は、それほど困難ではなくなってきています。

Page top

マーケットプランナー商圏大勝


「GISの使い方」はパスコのメールニュースによって配信されています。
メールニュースを希望されるかたはこちらからご登録ください。

GISの使い方一覧へ

Page top