GISを導入するには?その2 -地図データ取得方法-

はじめに

どんなGISでも『地図』がないことには始まりませんよね。今回は空間データを取得するにはどうしたらよいのかをご紹介いたします。

GISの使い方 バックナンバー 「NO.7 GISを導入するには?その1」

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地図データはどうやって手に入れる?

市販のデジタルデータを調達する

GISで取りあつかえる地図データは、ベクタ形式のポリゴンデータやポイントデータのほか、航空写真・衛星写真などのラスタ形式のものまで様々なものが市販されています。地図と統計データが合体したものもあります。国勢調査データ昼間人口データ商業統計データなどはその代表例ですね。
GISユーザが増えるに従い、高価な地図データの低価格化が進んでいますが、精度の高い地図データ、情報量の多い地図データなどはいまだ高価であると言えます。 ここで重要なのが、『自分がやりたい事』を実現するためには、どんなデータが必要なのかを知ることです。

    【市販されているデータの一例】
  • 消費支出推計データ
  • ショッピングセンター名鑑
  • 住宅地図
  • 全国学校総覧
  • 医療データベース
  • 駅別乗降人員
  • 個人所得指標
  • 全国人口統計マスター
  • 用途容積データ
  • 相続税路線価データ
  • 航空写真画像データ
  • パーキングメーター
  • 新聞販売店エリアデータ
  • 自動車保有台数データ
  • 全国バスDB
  • 金融系施設(店舗)データ
  • 大型家電店
  • 分譲マンションデータ
  • 首都圏主要地区の最新ビル着工前情報
  • NTTタウンページ
  • 用途地域
  • 公示地価
  • 他多数

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紙地図からデジタイズする

欲しい地図データが、デジタル形式で存在しないということもあるかと思います。そんな場合は、紙地図から“デジタイズ” という手法でデジタル化します。これにはデジタイザーという装置が必要になります。紙地図をペンやカーソルなどで、“なぞる” ようにして、地図データを作るようなものです。この“デジタイザ”の機能を備えているGISソフトもあります。
デジタイザーで作った地図はベクタ形として作られるわけですが、作業した人の能力(熟練度)によってデータの精度に影響がでるため、多少経験を積んだ人が行うことが望ましいとされています。

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紙地図をスキャンする

紙地図をデジタル地図にするために、スキャナーで画像を取り込み、それに位置情報をつけるという方法もあります。 これについては用語集『幾何補正とは? 』でもご紹介しておりますので、詳しくはそちらをご参照ください。
スキャナーで作った地図はラスタ形として作られるわけですが、スキャナー自体の性能によりますが、経験の浅い人が作業しても熟練者と同じ地図を作ることができます。

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地図をダウンロードする

インターネット上には、クリアリングハウスのように、たくさんの地図データが存在しています。ダウンロードして利用することができるものもあれば、オンラインでGIS上に取込み利用することができるものもあります。

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公共の紙地図データを入手する

国や県、地方自治体が発注する公共測量では、 それを請け負う企業が測量を実施し、目的ごとの地図データを整備することがあります。このような委託形態は、測量データや成果品である地図データの著作権、使用権が発注者側にあるため、利用制限がなく自由に使えるというメリットがありますが、他の第3者の利用が難しい事、データの更新や鮮度などを保つためには、一般に大きく費用がかかります。

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自分で測量する

知識、経験、時間、手間がかかりますね。

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おわりに

デジタル化された地図であればGISで表示ができるようになりますが、GISエンジンではデータを表示する際に、SHAPE形式(シェープファイル)など、決められたファイル形式(フォーマット)でなければ表示することができない場合があります。
GISエンジンの対応フォーマットを確認し、対応していない場合には『データ変換ツール』などが提供されているかどうか確認してみましょう。

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マーケットプランナー商圏大勝

「こんな地図データがあったらいいのになぁ」と探している方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問合せください。


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