統計情報の活用その3 -いろいろな種類の統計データ-

はじめに

統計情報というと、一般的に国勢調査や商業統計が思い浮かびますが、他にも様々な統計データが販売されています。 今回は市販されている統計データのうち、いくつかのデータを利用した料理をご紹介します。

GISの使い方 「NO.15 統計情報の活用 その1」
GISの使い方 「NO.16 統計情報の活用 その2」

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材料

  • 年収階級別世帯数推計メッシュデータ
  • 消費支出データ
  • H12年度国勢調査(500mメッシュ集計)

今回利用する材料の他にも、多くのデータが市販されています。 病院やスーパー、ホームセンター、土地に関する統計など、業種色があるデータから、最近では、様々な統計データを組み合わせ、消費者行動の特徴から、ライフスタイルで分類化された面白いデータも販売されています。(裕福度と人口密度が高い地域は「トレンディライフ」、中ぐらいの地域は「通勤族」、低い地域は「グリーンライフ」など)


【市販されているデータの一例】

  • ポイントデータ
  • 面データ
  • ・DARMS
  • ・個人所得指標
  • (GMS, 酒販店,SC,百貨店など)
  • ・全国二次医療圏データ
  • ・日本スーパー名鑑
  • ・学校区エリアデータ
  • ・ペットデータ
  • ・平均賃料データ
  • ・地価公示・基準値データ
  • ・新聞販売エリア
  • ・NTTタウンページデータ
  • ・自動車保有台数データ

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道具

MarketPlanner(マーケットプランナー)
エリアマーケティング専門ツール「MarketPlanner」があれば、統計情報と地図データ、分析ツールが一括で揃うので便利です。

関連製品 エリアマーケティングツール「MarketPlanner」

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作り方

今回は、小・中学生をターゲットとした習い事、音楽教室や水泳教室、英会話やスポーツなどの施設を展開する上で、ターゲットとなる地域を、市販されている統計データと国勢調査データを組み合わせてピックアップしてみましょう!

利用データ

年収階級別世帯数データ 年収500万〜700万円世帯
H12年度国勢調査(500mメッシュ) 世帯数(4人世帯)
在学者人口(小・中学校)総数
消費支出データ 教育娯楽サービス

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スパイス1

年収500万〜700万円世帯の分布

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スパイス2

4人世帯数が150世帯以上の地域分布

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スパイス3

小・中学生が250人以上の地域分布

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スパイス4

教育娯楽サービスに年間100万円以上利用している地域の分布

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ソース混ぜ合わせ

1〜4を合わせ、4人世帯が150世帯以上で、 小・中学生が250人以上、教育娯楽サービスに年間100万円以上を消費している地域で、年収500万〜700万円の世帯数により色分けをし、有力地域をピックアップすることができました。

生活において、習い事は必要不可欠なものではないことから、この例では、平均と思われる年収層より若干高い年収層を基準にし、その中で、夫婦2人だけではない4世帯で、小・中学生が多く、年間に教育娯楽サービスに比較的多くの消費をしている地域をピックアップしました。 小中学生が多く、教育娯楽に出費している額が多地域だけを見ても、チラシ配布効果の他、近所での口コミなどからスクールに参加してくれる可能性もあるかもしれませんね。

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おわりに

地図と統計データを組み合わせることにより、地域の様々な特徴をビジュアル的に確認することができ、戦略を立てる上での指標として利用することができます。 いろいろな情報がデータ化されていますので、業務・業態に合わせた情報をどんどん活用して、営業戦略を立てていくことにより、これまでとは違った展開を見込めるかもしれません。
もちろんデータの数値が全てではありませんが、一つの指標として、地図と統計データを利用してみてはいかがでしょうか。

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マーケットプランナー商圏大勝


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