店舗間の距離を求めるには

はじめに

分析エリア内に展開したポイント間の距離を知りたい場合、どうしたらいいのでしょうか?簡単にできそうですが、でも一つずつ測っていくのは面倒です。
このような場合は、既存の機能を応用すれば意外と解決出来るかもしれません。
今回はエリアマーケティングソフトの機能の応用例について簡単にご紹介します。

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材料

  • 登録した店舗データ(ポイントデータ)

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道具

GISエリアマーケティングソフト
エリアマーケティング専門ツール「MarketPlanner」があれば、統計情報と地図データ、分析ツールが一括で揃うので便利です。

関連製品 エリアマーケティングツール「MarketPlanner」

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作り方

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調理実習

右図の分析エリアには登録した店舗が50店舗あります。各店舗間の直線距離を求めてみましょう。
例としてエリアマーケティングソフトはMarketPlannerを使ってみます。

さあ、レッツクッキング!

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調理1:距離計測ツール
右図のエリアマーケティングソフトのアイコンの機能は2点間の距離をメジャーのように測る事ができます。たしかに、これで1つ1つ店舗間の距離を測っていく事はできますが、店舗の数が多い場合はあまり実用的とは言えません。

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調理2:スパイダーグラフ
店舗のレイヤをコピーして新しく顧客レイヤとして登録してみました。
50店舗の内、特定の1店舗をコピーして新規に店舗レイヤを作ります。
「顧客への店舗の割り当て」を行い、「各顧客から最も近い店舗を割り当て」を行い、コピーした1店舗と顧客(全店舗のコピー)の間でスパイダーグラフを作成してみました。
この方法ならば、特定の1店舗と他の店舗の距離を一度に測る事ができます。
ただし、全店舗について調べるとなると同じ処理を50回繰り返さないといけません。
これも、あまり実用的ではありませんね。

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調理3:ハフモデル分析の応用
調理2で店舗のレイヤをコピーして作った顧客レイヤを利用して、ハフモデル分析を行なってみます。

「居住地・店舗間を直線距離で計算」を選択し、居住地を示すレイヤに店舗レイヤをコピーして作った顧客レイヤを指定します。

ハフモデル分析を実行します。

ハフモデル分析の属性テーブルを開いて結果を見てみましょう。

本来は各店舗が各顧客に対してどの位の吸引率を持つのかを調べるためにハフモデル分析を行ないますが、今回は各店舗に対する50人の顧客(店舗のコピー)の距離を知ることが目的です。

右図の属性情報のように各店舗から各顧客までの距離が「距離_1」(店舗番号1の店舗までの直線距離)としてそれぞれ50店舗分の距離が表示されています。
これらをCSVファイルとして出力すれば表計算ソフト等で加工して使用することも可能です。

出来上がり!

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おわりに

エリアマーケティングソフトの機能の応用例として、「ハフモデル分析」を使っての店舗間の距離の求め方をご紹介しました。エリアマーケティングソフトには様々な機能がありますが、使用者が望む機能が全て網羅されているとは限りません。本来の基本的な機能では出来ないように思える事も、既存の分析機能を応用することで道が開かれる事もあります。

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マーケットプランナー商圏大勝


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