属性間演算・フィールド演算の活用例

はじめに

GIS用語集にて、「フィールド演算」および「属性間演算」の概要についてご紹介しましたが、今回はこの「フィールド演算」と「属性間演算」の活用事例についてご紹介してみたいと思います。

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材料

  • 登録された店舗レイヤ
  • H12国勢調査(1kmメッシュ集計)

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道具

GISエリアマーケティングソフト
エリアマーケティング専門ツール「MarketPlanner」があれば、統計情報と地図データ、分析ツールが一括で揃うので便利です。

関連製品 エリアマーケティングツール「MarketPlanner」

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作り方

三次メッシュポリゴンから二次メッシュポリゴンを作成(クリックで拡大)
三次メッシュポリゴンから二次メッシュポリゴンを作成(クリックで拡大)

調理実習

今回使用するエリアマーケティングソフトにはH12国勢調査(1kmメッシュ集計)という三次メッシュポリゴンで構成された統計情報レイヤがバンドルされております。
この三次メッシュのポリゴンレイヤから二次メッシュのポリゴンレイヤを作成してみましょう。

三次メッシュ(クリックで拡大)
三次メッシュ(クリックで拡大)
属性テーブルにフィールド追加(クリックで拡大)
属性テーブルにフィールド追加
(クリックで拡大)

(おさらい)
二次メッシュを縦横10等分したものが三次メッシュになります。また、メッシュコードの頭6桁までが二次メッシュを表し、その後ろに00から99までの2桁のコードを付加したものが三次メッシュのコードになります。
詳しくはこちらをご参照ください。 それではレッツクッキング!

二次メッシュポリゴンの作成
① H12国勢調査(1kmメッシュ集計)の属性テーブルを開き、新たに「二次メッシュCD」という名前のフィールドを追加します。

フィールド演算を起動(クリックで拡大)
フィールド演算を起動
(クリックで拡大)

② 「フィールド演算」を起動してH12国勢調査(1kmメッシュ集計) レイヤの属性情報「三次メッシュCD」フィールドの左から6桁を「二次メッシュCD」フィールドに設定する式を作成して実行します。
式:二次メッシュCD = Left ( [三次メッシュCD],6 )

新規のフィールドに二次メッシュコードが設定(クリックで拡大)
新規のフィールドに二次メッシュコードが設定(クリックで拡大)

③ 新規のフィールド「二次メッシュCD」に6桁の二次メッシュコードが設定されました。

「ディゾルブ」機能を起動 (クリックで拡大)
「ディゾルブ」機能を起動
(クリックで拡大)

空間解析処理の「ディゾルブ」機能を起動します。「ディゾルブ」機能はレイヤの属性情報の中で同じ値を持つポリゴンを1つに結合する機能があります。
フィールド「二次メッシュCD」の値が同じポリゴン同士を結合させてみましょう。

二次メッシュポリゴンの作成完了(クリックで拡大)
二次メッシュポリゴンの作成完了
(クリックで拡大)
地図画面(クリックで拡大)
地図画面(クリックで拡大)

⑤ 三次メッシュポリゴンレイヤのH12国勢調査(1kmメッシュ集計)から二次メッシュポリゴンレイヤ(赤いアウトラインのポリゴン)を作成する事ができました。料理完成です。

地図画面(クリックで拡大)
地図画面(クリックで拡大)

統括支部の座標を取得

5つの店舗から等距離に統括本部を設けたい。

「インターセクト」機能を起動(クリックで拡大)
「インターセクト」機能を起動
(クリックで拡大)

各店舗から等距離の商圏を作成

③ AとBの商圏をインターセクト(クリックで拡大)
AとBの商圏をインターセクト
(クリックで拡大)
④ AとBの商圏の重なり部分で新たなポリゴンが生成(クリックで拡大)
AとBの商圏の重なり部分で新たなポリゴンが生成(クリックで拡大)

空間解析処理の「インターセクト」機能を起動します。「インターセクト」機能はレイヤのポリゴンで重なりのある部分を新たなポリゴンとして生成する機能があります。

5つの商圏が重なる部分をコピー(クリックで拡大)
5つの商圏が重なる部分をコピー(クリックで拡大)
「属性間演算」を起動(クリックで拡大)
「属性間演算」を起動(クリックで拡大)

「インターセクト」機能で分割されたポリゴンの中で最も重なりが多いポリゴンをコピーして、「統括支部候補地」とします。

「統括支部候補地」の経緯度を取得(クリックで拡大)
「統括支部候補地」の経緯度を取得(クリックで拡大)
「統括支部」の候補位置が確定(クリックで拡大)
「統括支部」の候補位置が確定(クリックで拡大)

属性間演算」を起動して「統括支部候補地」ポリゴンの重心点の経緯度座標を求めましょう。

「属性間演算」で求めた経緯度を元に統括支部を登録します。5つの店舗からほぼ等距離の位置に統括支部の設置候補位置を求めることができました。

出来上がりです。

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おわりに

今回は「フィールド演算」と「属性間演算」の活用事例を取り上げてみました。その他の活用事例についても、今後ご紹介していきたいと思います。

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マーケットプランナー商圏大勝


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