一括印刷の応用例 その1 -メッシュ地図でインデックスを作成-

はじめに

今回はちょっと便利な小技として、「一括印刷」のインデックス画面の作成方法についてご紹介します。

GISの使い方「NO.27 ちょっと便利な地図画面の印刷機能について

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材料

  • 統計情報「H12国勢調査(1kmメッシュ集計)」
  • 任意形状商圏

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道具

GISエリアマーケティングソフト
エリアマーケティング専門ツール「MarketPlanner」があれば、統計情報と地図データ、分析ツールが一括で揃うので便利です。

関連製品 エリアマーケティングツール「MarketPlanner」

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作り方

(図①クリックで拡大)
(図①クリックで拡大)

料理の前に

「一括印刷」とはどんな機能だったか、簡単にレシピを復習してみましょう。

「一括印刷」とは広範囲の地図画面を分割して印刷する機能の1つです。

例えば、地図画面を4×4の16画面に分割して、それぞれ個別に印刷を行う事が簡単にできます(図①)。

イメージ画像(クリックで拡大)
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分割して印刷された画面全てを並べることで、元の画面を1枚の用紙では不可能な大きなサイズで表現することができます。便利ですね。

図②クリックで拡大
(図②クリックで拡大)

しかし、分割印刷された1枚だけを見た場合、元の画面のどの部分であったのかが分かりづらいという点もあります(図②)。
そこで、市販の紙地図のように、GISの地図画面上に、分割箇所を示すインデックスを作成し、それに合わせて「一括印刷」する事ができれば、お互いの位置関係が判りやすくなるのではないでしょうか。それを実現する為の簡単な手順例を紹介してみたいと思います。

さあ、レッツ・クッキング!

図①クリックで拡大
(図①クリックで拡大)

調理開始

5km×5kmの範囲で分割印刷のインデックスを作成し、それに合わせて一括印刷します。

(1) 1kmメッシュの統計情報の切り出し
分割印刷エリアの元となる「H12国勢調査(1kmメッシュ集計)」を切り出します(図①)。

図②クリックで拡大
(図②クリックで拡大)

(2) 任意形状商圏の作成
1kmメッシュを5×5づつ重なるように任意商圏を作成します(図②)。

図③クリックで拡大
(図③クリックで拡大)

(3) 商圏名に分割エリアの名称を設定
任意形状商圏の属性テーブルを開き、編集モードで「商圏名」の欄に分割エリアの名称を入力します(図③)。

図④クリックで拡大
(図④クリックで拡大)

(4) 地図による集計でメッシュにエリア名を設定
「地図による集計」を行い、任意形状商圏の「商圏名」に入力された分割エリアの名称を1kmメッシュに設定します。(図④) 。

図⑤クリックで拡大
(図⑤クリックで拡大)

(5) エリア名称が設定されたメッシュのみ選択
属性検索」機能を使い、1kmメッシュの中で「商圏名」の項目が空白でないもののみを選択状態にします(図⑤)。

図⑥クリックで拡大
(図⑥クリックで拡大)

(6) 商圏名(分割エリアの名称)でディゾルブ
「H12国勢調査(1kmメッシュ集計)」を分割エリアの名称が設定されている「商圏名」でディゾルブ処理を行います(図⑥) 。

図⑦クリックで拡大
(図⑦クリックで拡大)
イメージ画像(クリックで拡大)
(クリックで拡大)

(7) ラベル表示でインデックス表示
5km×5kmの分割印刷エリアが出来ました。分割エリアの名称をラベルで表示すればインデックス画面の完成です!(図⑦)

イメージ画像

それでは、作成したインデックス画面を使って一括印刷を行ってみましょう。
分割印刷した結果とインデックス画面を見比べればどの部分が印刷されたのか一目瞭然ですね(図⑧)。

・・・ということで、料理完成です!
召し上がれ!

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おわりに

今回ご紹介した手順は少々手間が掛かりますが、インデックス画面があれば、分割印刷された画面と全体画面を見比べながら、他の人と打ち合わせをしたり、分析内容を説明したりする際に便利かもしれませんね。是非お試しください。

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マーケットプランナー商圏大勝


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