任意メッシュ作成機能

はじめに

今回は、地図画面に任意の大きさでメッシュレイヤを作成できる「任意メッシュ作成機能」についてご紹介します。

用語集「NO.12 メッシュとは?」
用語集「NO.75 測地系とは?<日本測地系と世界測地系>」
用語集「NO.76 測地系とは? <GISへの影響>」

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メッシュとは

図① (クリックで拡大)
図① (クリックで拡大)
図② (クリックで拡大)
図② (クリックで拡大)
図③ (クリックで拡大)
図③ (クリックで拡大)
 図④ (クリックで拡大)
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図⑤ (クリックで拡大)
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メッシュとはなにかを簡単におさらいしましょう。

メッシュとは特定の距離を一辺に持つ正方形で、地表を網目状に覆って分割したものを指します。(図①)

GISでメッシュという場合、主に標準メッシュのことを指しており日本全域を定められた経度、緯度の線で網目状に分割しています。

標準メッシュには一辺が80kmの第一次メッシュ(図②)、第一次メッシュの一辺を8等分した一辺約10kmの第二次メッシュ(図③)、さらに第二次メッシュの一辺を10等分した一辺1kmの第三次メッシュ(図④)があります。
※他にも第三次メッシュの一辺を1/2、1/4、1/8等に分割した地域メッシュなどがあります。

各メッシュは基点となる緯度経度が決まっているので、異なるGIS上でも同じ番号のメッシュは必ず同じ位置に存在しています。
ただし、GISの測地系が日本測地系の場合と世界測地系の場合とではメッシュ番号が同じでも少しズレが生じます。(図⑤)

上記の内容についてはGIS用語集のバックナンバーに記載しているのでご参照ください。

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任意メッシュの作成

 図⑥ (クリックで拡大)
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図⑦ (クリックで拡大)
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 図⑧ (クリックで拡大)
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図⑨ (クリックで拡大)
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図⑪ (クリックで拡大)
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図⑫ (クリックで拡大)
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 図⑬ (クリックで拡大)
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上記のようにメッシュは規格によって位置や大きさが統一されており、異なるGIS間でも共通した使い方が可能です。

たとえば統計情報が500mメッシュや1kmメッシュなどのメッシュデータで作成されていれば、異なるGIS上でも共用することが可能になります。そのかわりにメッシュの大きさや位置は決まったものしか使えず、自分が必要とする大きさのメッシュを任意な位置に配置するということができません。(図⑥)
これを可能にするのが、任意メッシュ作成機能です。

それでは任意メッシュ作成機能を使って実際にメッシュレイヤを作成してみましょう。

任意メッシュ作成機能には原点を指定して任意の大きさのメッシュを作成していく方法と、メッシュ作成の範囲を指定してその中で指定したメッシュのサイズまたは分割数で作成していく方法があります。

まず原点を指定してメッシュを作成する手順を見てみましょう。

任意メッシュ作成機能を起動したら原点の位置を決めます。例では左下にしています。(図⑦)
次に1メッシュのサイズをX方向とY方向で指定します。(図⑧)
最後に作成するメッシュの数を例ではX方向とY方向で指定し(図⑨)作成を実行します。
地図画面上に指定したサイズのメッシュが指定した数だけ作成されました。(図⑩)

次に範囲指定での任意メッシュ作成の例を見てみましょう。

まず、範囲内での分割数(または1メッシュ当りのサイズ)を指定します。(図⑪)
次に地図画面上をマウスでドラッグして範囲を指定します。(図⑫)
指定した範囲に合わせてメッシュが作成されます。(図③)

このように簡単な手順で任意にメッシュのポリゴンレイヤを作成できます。

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おわりに

今までは決まったサイズと位置のメッシュしか使えなかったGIS上で、任意メッシュ作成機能を利用することで、自分が指定した位置範囲に、指定したサイズのメッシュを作成することができるようになります。この機能を利用することで、新たな分析手法や画面デザインの工夫などが発見できるかもしれません。もしお使いのGISに任意メッシュ作成機能がありましたらぜひ一度使ってみてください。

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