店舗レイヤの管理テクニック

はじめに

今回はGIS上に登録した店舗レイヤについて、その後の使い勝手を考えた管理テクニックについてご紹介いたします。

用語集「NO.64 属性間演算とは?」
用語集「NO.68 レイヤファイルとは?」

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移動後の店舗に座標を付加して保存する

図① (クリックで拡大)
図① (クリックで拡大)
図② (クリックで拡大)
図② (クリックで拡大)

住所からアドレスマッチングにて登録した店舗(図① )について、表示された地点から手動で位置の補正を行いました。(図②)

その後、この店舗のレイヤを何らかの理由で削除してしまい、あらためて登録し直すことになった場合を例にとってご紹介します。

図③ (クリックで拡大)
図③ (クリックで拡大)

上記のようなことが起きた場合、店舗の登録後、再度位置の補正をやり直さなくてはなりません。(図③)

ところが、手動補正後に移動させた場所の座標を取得しておけば、再登録の手間も省けます。

図④ (クリックで拡大)
図④ (クリックで拡大)
図⑤ (クリックで拡大)
図⑤ (クリックで拡大)

そこで、図Aの手動移動後に、属性間演算(図④)の機能を利用して位置修正後の店舗座標を取得し、属性テーブル上に保存しておきます。(図⑤)

図⑥ (クリックで拡大)
図⑥ (クリックで拡大)
図⑦ (クリックで拡大)
図⑦ (クリックで拡大)

変更された属性テーブルの内容をExcelなどに出力して保存しておけば、再度店舗を登録するときには座標から登録することができ(図⑥)、あらためて手動で店舗の位置を修正する必要がなくなるのです。(図⑦)

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シンボルの設定情報を保存する

図⑧ (クリックで拡大)
図⑧ (クリックで拡大)

店舗の登録を行うと最初はシステムで設定された単一のシンボルマークで表示されます(図⑧)が、これを変更して保存する方法をご紹介します。

図⑨ (クリックで拡大)
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まずは店舗を識別するために支店系列別に色分けを行います。仮にA支店系列は赤、B支店系列は青、B支店系列は緑としましょう。(図⑨)

図⑩ (クリックで拡大)
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そして店舗の代表的な取扱商品ごとにシンボルの形状を指定します。
例では、食料品は○、衣料品は△、雑貨は☆、総合は□としています。(図⑩)

図⑪ (クリックで拡大)
図⑪ (クリックで拡大)

この2つの内容で各店舗のシンボルマークの設定を行ったものが図⑪です。

図⑫ (クリックで拡大)
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このような設定は、かなり手間のかかる設定です。
こうして手間をかけて設定した店舗の住所に誤りがあった場合、また同じようなシンボル設定を繰り返すことは避けたいですよね。(図⑫)

このような場合にもシンボルの設定情報を保存していれば、登録し直した店舗レイヤに適用できるので、再構築の手間が省けます。

図⑬ (クリックで拡大)
図⑬ (クリックで拡大)

シンボルの設定情報はレイヤファイルに書き込まれていますので、レイヤファイルを任意の場所に保存しておきましょう。(図⑬)

図⑭ (クリックで拡大)
図⑭ (クリックで拡大)

新しい店舗レイヤの登録ができたら、シンボル設定の画面から保存しておいたレイヤファイルを読み込みます。(図⑭)

図⑭ (クリックで拡大)
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これで複雑なシンボル設定作業を行うことなく簡単に再設定ができます。(図⑮)

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おわりに

今回ご案内した座標データの保存やレイヤファイルの保存は、店舗だけでなく、顧客データ等のポイントデータにも応用できます。皆さんの工夫次第で作業の効率化をはかることも可能ですので、機会がありましたら、是非お試しください。

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マーケットプランナー商圏大勝


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