グラフィックスからレイヤーへの変換

はじめに

GISには地図画面上で作成したグラフィックスのラインや面をレイヤー(シェープファイル)に変換する機能があります。( 注1)
今回は、グラフィックスからレイヤーに変換する機能についてご紹介します。

注1:ご使用のGISによっては当該機能をサポートしていない場合もあります。

用語集「NO.28 シェープファイルとは?」
用語集「NO.83 レイヤー構造とは?」

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グラフィックス作成からレイヤーへの変換まで

図1 (クリックで拡大)
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 図2 (クリックで拡大)
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 図3 (クリックで拡大)
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図4 (クリックで拡大)
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図5 (クリックで拡大)
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図6 (クリックで拡大)
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図7 (クリックで拡大)
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 図8 (クリックで拡大)
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図9 (クリックで拡大)
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右の地図画面(図1)の中央には大きな川があり、この北側に避難場所に指定されたエリアが最近作られて、そこへ通ずる避難通路もあると仮定します。

この仮定をGISに反映するための操作が、グラフィックスの作成からレイヤーへの変換です。

まず、図形描画機能を使って避難場所の面をグラフィックスで作成します。(図2)

続いて避難場所までの通路をラインのグラフィックスで作成します。(図3)

このままでは画面上にグラフィックスを貼り付けただけの状態なので、次にこのグラフィックスをレイヤー(シェープファイル)に変換します。

図形描画ツール内にある「グラフィックスをフィーチャに変換」機能を起動します。(図4)

まず、面のグラフィックスである避難場所のエリアを「避難場所.shp」という名前のレイヤー(シェープファイル)に変換します。(図5)

続いてライングラフィックスの「避難場所までの通路」を「避難通路.shp」という名前のレイヤー(シェープファイル)に変換します。(図6)

避難場所はポリゴン(面)のレイヤーとして、避難通路はポリライン(線)のレイヤーとしてレイヤー一覧に登録されました。(図7)

上記の作業で図形がレイヤー化されたので、表示非表示もチェックの付け外しで簡単に行えますし、シンボル設定で面の色や線の太さの設定も容易に行えます。
また、ラベル表示も可能になります。(図8)

その他の応用例としては、今はまだ出来ていない(地図データ上に存在しない)線路や道路を地図画面上に任意に作成してみたい、そんな場合にもこの操作方法でGISに反映できます。(図9)

グラフィックスをレイヤーに変換しただけですので、道路の商圏や鉄道商圏の分析などには使えませんが、画面資料の作成などには使えるかもしれませんね。

以上、クッキング完了です!

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おわりに

図形描画によるグラフィックスは、作成、消去が簡単で手軽なところが利点ですが、変更が容易でなかったり、うっかり削除してしまったり等、管理が難しいところが欠点でもあります。その点、レイヤー化してしまえば、管理の面では非常に扱いやすくなり、修正や変更が容易になります。両者をうまく使い分けていただけば、GISの画面の操作もより行い易くなるのではないかと思います。 ぜひ一度お試しください。

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マーケットプランナー商圏大勝


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