アウトラインの作り方

はじめに

市区町村の面などを表示して、その中の特定の市区町村を強調したい場合に、その部分のアウトラインを太くしたり、濃い色にしたりすることがあります。1つの市区町村ならば簡単ですが、隣接する複数の市区町村を囲むようにアウトラインを作りたい場合などはどうすればよいのでしょうか?
今回はアウトラインの作成例についてご紹介します。

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複数のポリゴンを囲むアウトラインの作り方

図① (クリックで拡大)
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図② (クリックで拡大)
図② (クリックで拡大)

A市からF市の6つの市区町村の面で構成された市区町村界のレイヤーがあります。(図@)

この中のA市とB市の2つの市区町村の範囲を強調するためアウトラインの色と太さを変えてみましょう。

シンボル設定でA市とB市のアウトラインを太い赤色に変更してみます。(図A)

たしかにA市とB市のアウトラインは強調されましたが、A市とB市の境界線まで太くなってしまいます。

境界線は元のままでA市とB市全体を囲むようなアウトラインを作りたいのですが・・。

図③ (クリックで拡大)
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図④ (クリックで拡大)
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図⑤ (クリックで拡大)
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<方法1>

空間解析機能のディゾルブを使ってみましょう。

ディゾルブは複数の図形を1つにまとめる機能です。この機能を使ってA市とB市を1つの図形にします。

ディゾルブ対象のA市とB市を選択状態にしておいて、ディゾルブを実行してみます。 (図B) 選択状態にしておくと、選択部分だけでのディゾルブが実行されます。

A市とB市を1つの図形にした新しいポリゴンレイヤー「アウトライン用レイヤー」が作成されました。(図C)

「アウトライン用レイヤー」の面を色を無しにしてアウトラインを太い赤にして市区町村界レイヤーに重ねてみます。(図D)

図⑥ (クリックで拡大)
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図⑦ (クリックで拡大)
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図⑧ (クリックで拡大)
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<方法2>

次に任意商圏の機能を使ってアウトラインを作成してみましょう。任意商圏は地図上で任意の形状を描いて商圏を作成する機能ですが、他のポリゴンレイヤーの形状を参照して、その形状に合わせて商圏を作成することも可能です。(図E)

任意商圏の機能を起動し、参照するエリアに市区町村界レイヤーを選びます。(図F)

画面上のA市とB市の境界線をまたぐような形で商圏のラインを引くと(図G)、A市とB市を合わせた形の商圏が作成されます。(図H)

この商圏をコピーし、面の色は無しにして、アウトライン用のポリゴンレイヤーとします。(図I)

以上でアウトラインの作成ができました。

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おわりに

あるエリアの範囲に合わせてそこを強調するために、アウトラインを引きたい場合があると思います。地図上で自分で線を引きながらアウトラインを作成するのは大変ですが、そんなときは今回の例のような方法を試してみるとうまくいくかもしれません。機会があればぜひ一度お試しください。

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マーケットプランナー商圏大勝


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