配布エリアの設定方法A

はじめに

配布エリアの設定方法@」ページでは、店舗を中心に特定の配布部数で各店舗の配布エリアを設定する手順をご紹介しました。本ページでは、店舗間の距離が近くて、お互いの配布エリアが重なってしまうケースについてどうすればよいのか、その対処方法をご紹介します。

Page top

目標値商圏による配布エリアが重なってしまうケース

図①
図①(クリックで拡大)

右図@には「配布エリア_部数」のマップが切り出されており、エリアごとに配布部数が設定されています。

図②
図②(クリックで拡大)

地図上には3つの店舗があり、それぞれの店舗から配布部数が30,000部の範囲を各店舗の担当エリアにしたいと考えています。
目標値商圏で30,000部の条件で各店舗からの商圏を作成してみましょう。(図②)

ここまでは前回と同じです。各店舗から30,000部の目標値商圏はできましたが、配布部数が多かった為か、隣り合う商圏が重なり合ってしまっています。これではこの後の手順を行うことができません。各店舗から重なり合わないような目標値商圏を作成する必要があるのですが、さてどうすればよいのでしょうか?

図③
図③(クリックで拡大)

等距離商圏による配布エリア分け

目標値商圏を作成する前に「配布エリア_部数」の中を3つの店舗で重ならないように分けてしまいましょう。その後で個々に目標値商圏を作成すれば重ならない目標値商圏が作成できるはずです。重ならないように分ける手段ですが、「等距離商圏」の機能を使用します。(図③)

図④
図④(クリックで拡大)

等距離商圏は各店舗からの中間点に線を引いて商圏を作る機能です。(図④)

図⑤
図⑤(クリックで拡大)

等距離商圏の作成ができましたので、これを用いて市川駅店の目標値商圏を作成してみましょう。
(1) 等距離商圏の3つのパートの中から市川駅店のパートからを選択状態にします。(図⑤)

図⑥
図⑥(クリックで拡大)

(2) 空間検索機能で等距離商圏の中の市川駅店のパートに重なる(重心を持つ)「配布エリア_部数」のエリアを検索します。(図⑥)

図⑦
図⑦(クリックで拡大)

(3) 空間検索で検索された「配布エリア_部数」のパートだけを使って、市川駅店の目標値商圏を作成します。(図⑦)

図⑧
図⑧(クリックで拡大)

(4) 市川駅店の部数30,000部の目標値商圏が作成できました。(図⑧)

図⑨
図⑨(クリックで拡大)

同じ手順で本八幡駅店、下総中山駅店の目標値商圏を作成します。(図⑨)

これで各店舗から30,000部の条件で、お互いに重ならない目標値商圏が作成できました。 あとはこの商圏を商圏の統合機能を使って1つにまとめてしまえば、前回ご案内した手順で配布エリアの設定が可能です。

Page top

おわりに

本ページでは、目標値商圏を使った配布エリア設定の特殊なケースの対処方法をご紹介しました。もっと効率的な配布エリアの設定方法を見つけて、別の機会にご紹介したいと思います。

Page top

マーケットプランナー商圏大勝


「GISの使い方」はパスコのメールニュースによって配信されています。
メールニュースを希望されるかたはこちらからご登録ください。

GISの使い方一覧へ

Page top