アドレスマッチングとは?(住所構造)

アドレスマッチングとは?

GISで「住所の文字情報を解析して、自動的に地図上にポインティングする事」を「アドレスマッチング」と呼んでいます。アドレスマッチングを行う際に必要な「住所の構造」に関して本稿では説明します。

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住所の構造について

ご存知の方も多いと思いますが、日本の住所の構造は
<都道府県>+<支庁>+<郡>+<市町村>+<区>+<字>+<番地・号>
という構造になっています。

  • 「支庁」に関しては北海道のみ存在します(一般的には利用されないことも多いようです)。また、東京都の島嶼部には「大島支庁」等がありますが、住所としては用いられることはありません(東京都大島支庁大島村⇒×、東京都大島村○)。
  • 「郡」には「町村」のみ存在します(東京都島嶼部のみ郡がありません)。
  • 「市」名はほとんどが日本全国で唯一です
    (但し、東京都と広島県の「府中市」、北海道と福島県の「伊達市」は重複しますので、GISにインプットする際に、都道府県名をアドレスマッチング用住所に入れておかないとポインティングされません)。
  • 「町村」名および「区」名は重複名称があります。よって、郡名または市名とセットで扱う必要があります。
    東京都の23区(特別区)は、横浜市等の区と異なり、市と同じ扱いとなります。
  • 「字」(あざ)は「東山1丁目」や「大字南長野字幅下」等を表します。
  • 「番地・号」は「1番2号」や「1230 番地」等を表します。

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字名(あざめい)について

先ほどもご説明しましたように、「字名」は市区町村名の後につく地域名称で、番地の前の部分です。「字名」の他にも表現方法はいろいろあります(「町丁字名」、「町丁目名」、「町字名」、「町丁名」)が、特に決められた読み方はありません。

「字名」「町・大字」「丁目・字」の2レベルに分けられます。

「町・大字」は「東山1丁目」の「東山」、「大字南長野字幅下」の「大字南長野」の部分を示します。
「丁目・字」は「東山1丁目」の「1丁目」、「字南長野字幅下」の「字幅下」の部分を示します。

「大字」は「明治の大合併」の際に、江戸時代からの町村等が合併した際の「昔の名称」を残したものです。(71,314もあった町村数が明治21年末〜22年末にかけて15,820町村数まで減ったそうです!)

「字名」の表現としては、「大字」、「字」、「小字」の3つを接頭語として付ける場合と、付けない場合があります(丁目を除く)。表記方法として以下のようなパターンがあります。

  表示の方法 説明
1 大字○○小字△△  
2 大字○○字△△ (小字の接頭語を「字」で表記)
3 大字○○△△ (小字の接頭語を省略)
4 字○○小字△△ (大字の接頭語を「字」で表記)
5 字○○△△ (大字の接頭語を「字」で表現し、小字の接頭語を省略)
6 ○○字△△ (大字の接頭語を省略し、小字の接頭語を「字」で表現)
7 ○○△△ (大字、小字とも接頭語を省略)

表記のパターンとして「字○○字△△」は用いられません。


<参考>
アドレスマッチングを行う際の手順に関しては、 「市場占有率の作り方」 の欄もご覧下さい。

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