真北とは?

真北(しんほく・しんぽく)とは、「北極点、つまり地球の自転軸の北端(北緯90度地点)を指す方位」を言います。

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真北の測定方法

図① 真北の概念図
図① 真北の概念図
図② 北の夜空を見上げてみましょう。
図② 北の夜空を見上げてみましょう。

真北を測る方法として、太陽が南中する時刻を理科年表などで調べ、その時刻に影を観測する方法があります。また、北極点に立つと、その真上に北極星があるため、北極星のある方位が真北とも言うことが出来ます(図①)。
北極星は、「北斗七星の “ひしゃく”の部分の先端にある2星間の距離の長さを5倍ほど先の方向へ延ばしたあたり」と覚えておくと、簡単に見つけることが出来ます(図②)。

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磁北とは

図③ 磁気偏角
図③ 磁気偏角
図④ 真北と磁北の位置関係
図④ 真北と磁北の位置関係

方位磁針のN極が指す方向を、磁北(じほく)と言います。磁北は方位磁針があれば分かります(電磁波や家電製品の影響を受けることがあります)。
また、磁北は真北と少しズレがあります。このズレを「磁気偏角」といいます(図③)。この偏角は日本各地でおよそ3 °〜9°の差があります。(札幌で9.2°、東京で7°、那覇で4.1°)

現在の磁北の極点はカナダの北(北緯:78°、西経98°)のあたりに存在します。この磁北点は年を経るごとに徐々にずれているようです。図④を見ると、日本から見て磁北点は北極の東にあるため、方位磁針のN極が東側に傾きそうですが、実は東側ではなく西側に傾きます。
その理由は、地球上の磁力線(NからSに向かう磁気の力)は、全てが磁極方向へ直線に向いているというわけではなく、西向きの地域もあれば東向きの地域もあるからです。日本付近では西向き(西偏角)となっているため、方位磁針のN極は西向きに傾きます。

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真北と磁北 用途の一例

図⑤
図⑤

建築基準法では、真北を北として用います。偏角を補正することで、磁北から真北を計測することも可能ですが、真北測定として一般に用いられるのは、太陽による方位角観測か北極星による測定です。

風水では、北というときには「磁北」を用います(図⑤)。方位を測る際に、地盤(正針)を使用する事が多いことから、家相診断や旅行先診断など吉方位を診断する際には磁北を用いる事が多いようです(偏角補正をして診断しているところもあるようです)。


<参考>
日本では偏角が1桁(3°〜9°)ですが、アメリカでは地域により西寄りにも東寄りにも30°〜40°も偏角がある地域があります。方位のズレを補正出来るコンパスでなければ、コンパスが方位の目安にならない場所があるというのは驚きです。国土地理院のHPでは地形図や様々な手法から、日本国内の「磁気偏角」の概算が求められますのでこちらもご覧になられては如何でしょうか?

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