スワイプ機能とは?

スワイプ機能とは、「特定のレイヤーの表示・非表示状態を切り替える機能」です。「スマートフォン」で写真をスライドさせる動作をイメージして頂けると分かりやすいかもしれません。細かな分析には向いていませんが、視覚的効果が高いので複数のデータの差異の傾向の分析や、プレゼンテーションの場で、大きな威力を発揮します。
以下で、過去のデータと現在のデータを比較して変化を確認する場合の手順を2例挙げ、スワイプ機能の利便性を紹介します。

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例-1.面積按分属性間演算を使って比較する

図① (クリックで拡大)
図① (クリックで拡大)

平成12年度と平成17年度の国勢調査のデータから65歳以上人口総数の変化の増減値を表します。
これには「求めた差分(増減値)を地図画面上で図示する方法」が一般的に使われます。

Step-1:
図① には東京都の平成12年度および平成17年度調査の国勢調査データが地図画面上に切り出されています。

図② (クリックで拡大)
図② (クリックで拡大)
図③(クリックで拡大)
図③ (クリックで拡大)
図④(クリックで拡大)
図④ (クリックで拡大)
図⑤(クリックで拡大)
図⑤ (クリックで拡大)

Step-2:
平成12年度からの増減を求めるため、地図による集計機能でH17国勢調査(1kmメッシュ集計)にH12国勢調査(1kmメッシュ集計)の「人口(65歳以上)総数」を面積按分で集計します(図②③④⑤)。

図⑥(クリックで拡大)
図⑥ (クリックで拡大)
図⑦(クリックで拡大)
図⑦ (クリックで拡大)

Step-3:
属性間演算機能でH17国勢調査(1kmメッシュ集計)の人口(65歳以上)総数から按分集計したH12_人口(65歳以上)総数を引き算して増減値を求めます(図⑥)。
Step-4.
増減値をグラデーション表示した結果が(図⑦)です。
赤系の地域は人口(65歳以上)総数が増えている地域で、青い地域が減少している地域です。

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例-2.スワイプ機能を使って比較する。

図⑧(クリックで拡大)
図⑧ (クリックで拡大)
図⑨(クリックで拡大)
図⑨ (クリックで拡大)

図⑧では東京都全体にH17国勢調査の人口(65歳以上)総数が5段階の色分け表示で展開されています。

Step-1.
H12国勢調査の人口(65歳以上)総数を切り出し同様に5段階の色分け表示を行ってみます(図⑨)。
図を出力して並べて比較すると、高齢化が進んでいる地域がどの辺りなのかは把握しやすいのですが、モニタ上で統計情報の表示を切り替えながら比較するのはなかなか大変です。

図⑩(クリックで拡大)
図⑩ (クリックで拡大)

Step-2.
ここで「スワイプ機能」を使います。
スワイプ機能とはクルマのワイパーのように、画面上を任意に拭き払いながら特定のレイヤの表示非表示状態を切り替えることが出来ます。
図⑨では同じ地図画面上にH17年度とH12年度の統計情報データが切り出されているのですが、H12年度の統計情報データの方が上に表示されているため、下にあるH17年度の統計情報データが隠されています。ここで「スワイプ機能」を起動し、対象レイヤーをH12国勢調査(1kmメッシュ集計)に選択します(図⑩)。

図⑪(クリックで拡大)
↓図⑪ (クリックで拡大)
図⑫(クリックで拡大)
↓図⑫ (クリックで拡大)
図⑬(クリックで拡大)
図⑬ (クリックで拡大)

Step-3.
画面上でカーソルを右から左へ拭き払うように移動させます(図⑪⑫⑬)。
すると、カーソルの位置に合わせて徐々に統計情報の表示が変化していきます。
これはカーソルの位置に合わせてH12国勢調査(1Kmメッシュ集計)の表示が非表示になっていき、代わりに下にあるH17国勢調査(1kmメッシュ集計)の表示が出てくるためです。

このように画面上でカーソルを上下左右の任意の方向からワイプ(拭く)し、レイヤーの表示範囲を自在に変化できるのがこの「スワイプ機能」です。重なる2つのレイヤーの変化を簡単に見たい時などに有効な機能です。
もしご使用の GISエンジンに搭載されていたら是非お試しください。

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マーケットプランナー商圏大勝


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