シェア商圏とは

シェア商圏とは「市場占有率の値を元に商圏を作成するGISの機能」です。GISエリアマーケティングの代表的な機能の1つが、各エリアの世帯数等の数に対する顧客数の割合である「市場占有率」を求める機能です。
本項では「市場占有率の割合」(シェア)と「シェア商圏」を解説します。

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市場占有率(シェア)の例

図① A市のデータ (クリックで拡大)
図① A市のデータ (クリックで拡大)

シェア商圏の前に市場占有率について簡単におさらいしましょう。

例-1.指定地域の(図①)の市場占有率を調べる

住所 総世帯数 顧客世帯数
A市1丁目 100 10
A市2丁目 150 20
A市3丁目 200 16
図② A市の市場占有率 (クリックで拡大)
図② A市の市場占有率 (クリックで拡大)

A市の1丁目〜3丁目の例に市場占有率を求めます。
市場占有率とは「町丁字やメッシュなど特定のエリア内の世帯数や人口数に対する自社の顧客数の割合を表したもの」ですので、この場合は、1丁目が「10%」、2丁目が「13%」、3丁目が「8%」と求めることができます(図②)。

図③ グラデーション表示の例 (クリックで拡大)
図③ グラデーション表示の例 (クリックで拡大)
図④ 属性情報をExcelで出力した例
図④ 属性情報をExcelで出力した例
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市場占有率を求めてグラデーション表示することによりシェアの高い地域、低い地域が地図画面上で判別できるようになります(図③)。また、市場占有率の属性情報をExcel出力して分析資料として保存しておくことも可能です(図④)。

このように統計情報のデータと顧客のデータからマーケットのシェアを求める機能が市場占有率です。

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シェア商圏の例

図⑤ 自社の店舗と統計情報のレイヤー(クリックで拡大)
図⑤ 自社の店舗と統計情報のレイヤー
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図⑥ 顧客のポイントレイヤー
図⑥ 顧客のポイントレイヤー
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シェア商圏とは「市場占有率の値を元に商圏を作成するGISの機能」であると先ほど申し上げました。作成したシェア商圏データを使って、商圏内の人口や世帯を集計するなど、新たな分析に応用することも可能です。

例-2.「市場占有率の値の範囲で複数の商圏を描く」

店舗「A」のシェア商圏を求めてみましょう。

Step-1.まず分析エリア内に自社の店舗と統計情報のレイヤーを用意します。(今回は5人以上の世帯を対象に分析するため1kmメッシュで5人以上世帯数のレイヤーを分析エリア内に切り出しました 図⑤)
Step-2.店舗「A」の顧客のポイントレイヤーを用意します(図⑥)。

図⑦ 顧客と統計情報を選択
図⑦ 顧客と統計情報を選択
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Step-3.シェア商圏を求めるための顧客と統計情報を選択します(図⑦)。

図⑧ 店舗のレイヤーを指定
図⑧ 店舗のレイヤーを指定
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図⑨ 占有率の条件を設定
図⑨ 占有率の条件を設定
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Step-5.次に店舗レイヤーを指定し(図⑧)占有率の条件を設定します(図⑨)。

図⑩ シェア率ごとに商圏エリアが作成
図⑩ シェア率ごとに商圏エリアが作成
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Step-6.指定したシェア率ごとに商圏エリアが作成されました(図⑩)。
店舗Aから、東側から南東側にかけてはシェア率が高く、北西の地域はシェア率が低いことが分かります。

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マーケットプランナー商圏大勝


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