ディゾルブとは?

ディゾルブとは空間解析の一つで「同じ値を持つ複数の図形を一つにまとめる機能」を指します。
以下、例を用いて説明を致します。

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面(ポリゴン)のディゾルブ

図① (クリックで拡大)
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図② (クリックで拡大)
図② (クリックで拡大)

例-1:分割された面を1つにまとめる

右図①は自社の販売店舗(A〜E)とその販売エリアが表示されています。
販売エリアは大字単位に分かれており、それぞれの販売台数が属性テーブルに記録されています(図②)。右図では販売エリアは大字で分断されていますが、ディゾルブの機能で販売エリア毎に1つの面にまとめてみます。

図③ (クリックで拡大)
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Step-1:ディゾルブの機能を起動し、入力として販売エリアのレイヤーを指定します(図③の③)。
Step-2:ディゾルブを行う対象を、販売エリアのフィールドにチェックを入れて指定(図③の④)します。
Step-3:統計情報のフィールドとして販売台数を選び統計の種類はSUM(加算集計)としてディゾルブを行います(図③の⑤)。

図⑥ (クリックで拡大)
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このディゾルブ機能により作成された、大字単位に分かれていない販売エリアの面データが図⑥です。
(大字単位に分かれていた販売台数も販売エリア毎の値に集計されています。)

図⑦ (クリックで拡大)
図⑦ (クリックで拡大)
図⑧ (クリックで拡大)
図⑧ (クリックで拡大)

例-2:重なりのない面を作成する

店舗H、I、Jを中心として半径2kmの商圏図が図⑦です。
商圏内の人口数は、地図による集計機能を使えば調べられますが、それぞれの集計値を合計すると、重なり部分で重複計上してしまいます(図⑧)。このような場合は、ディゾルブ機能を使って重なりの無い面データを作成します。

図⑨ (クリックで拡大)
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Step-1:ディゾルブを行うときにキーフィールドを指定しません(図⑨)。

図⑩ (クリックで拡大)
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Step-2:無条件で全ての面が1つにまとめられるようにすると、重なりの無い面データを作成できます(図⑩)。
重なりの無い面データを作ってから地図による集計を行うことで、重複のない合計値を求められます。

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点(ポイント)のディゾルブ

図⑪ (クリックで拡大)
図⑪ (クリックで拡大)

面データだけではなく、店舗や顧客のようなポイントデータもディゾルブを行えます。

例-3.ポイントデータをディゾルブする

「店舗毎に顧客の件数が何件あるのかを調べたい」という場合

図⑪では顧客がポイントデータとして登録されており、どの店舗の顧客なのかわかるように、店舗の名称で色分けされています。

図⑫ (クリックで拡大)
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図⑬ (クリックで拡大)
図⑬ (クリックで拡大)

図⑫のように顧客のポイントを全て囲むような商圏を作成して、店舗の名称で分類集計して件数を求めることも可能ですが、顧客の分布範囲が広かったりすると件数が膨大になるとそれも大変です(図⑬)。

図⑭ (クリックで拡大)
図⑭ (クリックで拡大)

このような場合にディゾルブ機能が活用できます。

Step-1:店舗名称のフィールドをディゾルブのキーフィールドとし、統計情報のフィールドに顧客番号、統計の種類にCOUNT(総計)を指定してディゾルブを行います(図⑭)。

図⑮ (クリックで拡大)
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図⑯ (クリックで拡大)
図⑯ (クリックで拡大)

Step-2:店舗名称単位でまとめられたポイントデータが作成されました。(図⑮)
Step-3:一見すると元のポイントデータと変わらないように見えますが、属性テーブルの情報を見るとデータは店舗名称単位に分けられ、それぞれの顧客の数がCOUNT_顧客として集計された形式のデータ(Multipoint)になっています。(図⑯)

ディゾルブの機能には、このような使い方もあります。

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マーケットプランナー商圏大勝


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