土木×ICTで社会課題を解決

土木学会 インフラデータチャレンジ
PASCO賞 決定!

インフラデータチャレンジは、データやICTを活用し、課題を解決するアプリやアイデアを広く募集するイベントです。

土木学会インフラデータチャレンジとは?

AI・IoTなど、近年、ICTが著しい発展を遂げています。全ての生産分野において、これら最先端技術を活用する動きが活発になっていますが、土木の分野では、他分野と比較して導入が遅れていると言わざるを得ない状況です。こういった背景から、土木学会では、革新技術を土木分野の課題解決に適用すること、さらには土木とICTの融合を促進することを目指した検討を行ってきました。
「土木学会インフラデータチャレンジ」は、その一環として開催されたコンテストです。データやICTを賢く活用して、インフラ管理者や利用者が抱える課題を解決するアプリやアイデアを、業界を問わず広く募集しました。

<公式ホームページ>
http://jsce-idc.jp/

パスコは、インフラデータチャレンジのプラチナ・スポンサーとして、独自データを提供するとともに、指定課題や冠賞を創設しました。

結果報告

2019年4月25日(木)に、土木学会インフラデータチャレンジ最終審査会が行われ、各賞が発表されました。

パスコ賞として2作品が選定されました

【アプリ部門】
作品番号1 QGIS CSMapMaker

株式会社MIERUNE 朝日孝輔 氏

(作品概要)
DEMデータから傾斜・曲率を計算し、地形の特徴を可視化するCS MapをQGISで作成するためのアプリケーションです。これまでGeoTIFFからの作成にしか対応していませんでしたが、LASからの作成機能を追加しました。

(審査員コメント)
パスコも航空機、人工衛星やMMSにより、より詳細な3次元データ取得に取り組んでおり、このQGISでCS Mapを作成するアプリケーションにLASからの機能を追加されたことは非常に有意義なものと考えパスコ賞に選定いたしました。

【データ部門】
作品番号86 PCArt

榎本真美 氏

(作品概要)
点群データを可視化しました。データをアートに活用してみました。

(審査員コメント)
MMSから取得されたデータは、加工などを前提にしていますが、測定後の生データそのままがアートになることに驚いたとともに、いろいろなアイデアを考えるだけで楽しくなることに感謝を込めパスコ賞に選定いたしました。

パスコが提供したデータ

衛星画像のオルソ画像データ

関東周辺/2015年~2017年

衛星画像のオルソ画像データ

光学衛星SPOT 6&7 (空間分解能1.5m)で撮像した衛星画像を、国土地理院提供の10m 標高データなどを利用し、オルソ幾何補正処理・色調補正を行った画像データです。広範囲をシームレスにカバーできることが特徴です。

<活用例>

  • 建物や道路、農地などの概況を広域で把握
  • 地図システムや作成パネルの背景図 など

航空写真から生成した3次元TINモデルデータ

東京国立競技場周辺/2014年

航空写真から生成した3次元TINモデルデータ

航空機に搭載した5方向を同時撮影するオブリークカメラで垂直写真と斜め写真を同時に撮影した航空写真から生成した3次元モデルデータです。体積計測や斜距離での計測など2次元の画像では読みとれない箇所を、高精度な3次元測量座標値として取得できます。

<活用例>

  • 景観検討
  • 環境アセスメント など

MMSで取得した3次元点群データ

東京国立競技場周辺/2016年

MMSで取得した3次元点群データ

車両に搭載したレーザ計測機で取得した道路の3次元空間データです。道路の幅員や起伏、勾配の計測なども行える高精度なデータは、道路平面図やダイナミックマップの作成にも活用いただけます。

<活用例>

  • 道路交通や災害時のシミュレーション
  • 造物・付帯設備を含めた資産の維持管理の支援 など