バリアフリーナビ・プロジェクト
(ICTを活用した歩行者移動支援への取り組み)
ICTを活用した歩行者移動支援サービスの実現には、「携帯情報端末」「測位技術」「ソフトウェア」「情報データ」の4要素が必要です。
パスコは、「情報データ」に含まれる、「地図データ」「施設データ」「歩行空間ネットワークデータ」などの構成要素の収集・整備を支援しています。
経路の構造、経路の種類、方向性、幅員、縦断勾配、段差、歩行者用信号の有無、歩行者用信号の種別、視覚障害者誘導用ブロック等の有無、エレベーターの種別、屋根の有無 など
施設種別、名称(日本語・英語)、所在地、電話番号、緯度・軽度、トイレの有無、エレベーターの有無、エスカレータの有無、身障者用駐車場の有無、出入口のバリアフリー化の有無、授乳室の有無、視覚障害者誘導用ブロックの有無 など
パスコは、平成22年度から国土交通省の歩行者移動支援サービスの
普及促進に関する検討や委員会運営に関する業務を受託し、
歩行者移動支援サービスに関する施策の推進を継続的に支援しています。
国土交通省は、歩行者移動支援に資するデータのオープンデータ化を進めるため、平成27年7月に「歩行者移動支援サービスに関するデータサイト 」を開設しています。
地方公共団体や民間団体の協力のもと、公共交通施設のバリアフリーに関する情報、認定特定建築物に関する情報、無料公衆無線LANスポットに関する情報、歩行空間ネットワークデータなどのデータが公開されています。
2015年10月31日から11月1日にかけ、国土交通省(主催)、東京大学院情報学環 ユビキタス情報社会基盤研究センター(共催)で、「歩行者移動支援アイデアソン・ハッカソン」を開催しました。パスコは事務局として、本アイデアソン・ハッカソンを支援しました。
2016年12月13日に、国土交通省とオリンピック・パラリンピック等 経済界協議会が連携して、「歩行空間ネットワークデータ データソン」を開催しました。パスコは事務局として、本データソンを支援しました。