事業インフラ管理

Infra Eye
(インフラ・アイ)

IoTインフラ遠隔監視サービスで
インフラマネジメントが変わる

Infra Eyeは、センサーにより、構造物の隙間の変位を1/100mm単位で常時測定し、目に見えない微細な変位を遠隔監視(モニタリング)します。そして日常的ではない変位を検知すると、メールで即座にお知らせするサービスです。

Infra Eye<br />(インフラ・アイ)

遠隔監視で“安心”をサポート国土交通省 NETIS 新登録技術 KT-230317 / 点検支援技術性能カタログ 掲載技術 BR030050Ł|V0023
デジタル庁 「技術カタログ」掲載技術

「Infra Eye」は、
1.センサーの取付け
2.センサーによる計測・アラーム送信
3.クラウドサービスでの計測データ提供
4.点検・保守

を1つのパッケージにしてご提供する統合パッケージサービスです。
利用には、イニシャルコストとして基本料金とセンサー設置費が必要です。センサー設置後のランニングコストは1センサーあたり月額1万円で、1日に換算すると約340円で運用が可能です。

  • イニシャルコストはセンサーを設置する数や環境などにより変動します。詳しくは弊社営業にお問合せください。
  • センサーは、パスコが独自開発したもので、特許および意匠登録してします。

4分の動画で業界課題と解決策をご提案

まさに、「シンプル・イズ・ベスト」なサービス

【開発アドバイザー】
近畿大学理工学部 工学博士 米田 昌弘 名誉教授

人による点検とセンサーによる
24時間365日の遠隔監視で相互に補完

【お客様の声】実証実験協力自治体
東京都目黒区都市整備部みどり土木政策課施設計画係 亀山 雲杜 様(導入当時)

構造物の監視を強力にサポートする3つの特長

1.遠隔監視でインフラ等構造物の維持管理をサポート

  • センサーが構造物のすき間を常時計測、微細な変位を遠隔監視します。
  • 日常的ではない変位を計測すると、即座にメールでお知らせします。
  • Webでいつでも計測データの閲覧・ダウンロードができます。
  • 現地へ行く頻度を減らせ、広範に散在するインフラ等構造物の維持管理業務の効率化・省人化をサポートします。
  • 地震など災害発生時の変状のお知らせを保証するものではありません

2.常時・遠隔監視による安心感 

  • センサーが肉眼では分からない微小変位を常時追跡的に計測。変状の早期発見により、安全性と安心感を高めることができます。
  • 「道路橋定期点検要領」に示された、対策を実施するまでの期間の措置としての「監視」に対応。
  • すぐに措置できない場合でも”何もしていない”という不安を軽減します。

3.電池駆動・小型化により多様な構造物に対応

  • 超低消費電力設計のため、電池だけで5年間の長期運用を実現。災害時など停電の影響を受けません。
  • 100V商用電源・中継装置(ゲートウェイ)が不要。設置場所の制約が少ない。
  • 広範なエリアに散在する多様な構造物に取付け可能。(LTE Cat.M1のサービスエリア内)
  • 5年は標準的な電池寿命であり、設置場所の環境により運用期間は変動します
  • 本州、九州、四国の島しょ部を除くエリアとします
  • サービスエリア内であっても電波強度が低い場所においては提供できない場合があります

どのような場面で設置すれば良いか?

  • 定期点検の結果が良くないため「経過観察」したい
  • 災害発生時に損傷等の被災状況を遠隔で把握したい
  • 予算制約のため補修や更新が「先送り」になっている
  • 補修工事の効果をモニタリングしたい
  • 防災上重要な橋・緊急輸送道路に架かる橋
  • 変状が認められるが、不具合の進行状況を把握したい
  • 災害等で損傷し応急措置中
  • 仮橋架設等の課題から架替え工事の着工が遅れている橋
  • 建設年次が古く大型車交通量が多い橋
  • 耐震補強が必要であるが未実施の橋
  • 措置が必要だが、利用者が少ない橋
  • 補修等の交付金・補助対象とならない人道橋

Infra Eyeによる監視で発見につながる変状

センサーを取り付けることで、以下のような変状の発見につながることが考えられます。

その他、鉄道橋、地すべり、法面、トンネル、護岸(河川・海岸)・擁壁・ダムなど、監視対象はご相談ください。

導入の流れ

条件確認と見積

対象橋梁の一覧・全箇所図、定期点検記録をご提供ください。設置可否を判断の上、お見積りをご提案します。

ご契約

お見積りと本サービスの内容に同意いただけましたら、契約書を取り交わし、ご成約となります。

実施計画のご説明

センサーの設置や提供情報について、ご説明します。リモートでの協議を推奨しています。

センサー設置 / モニタリング開始

パスコの技術者がセンサーを設置し、運用を開始します。設置後1ヶ月は、サンプリング期間となります。

利用期間中

専用のWebサイトから計測データを閲覧・取得できます。また、パスコにて年1回の設置状況の確認も行います。

詳細情報

項目 仕様
機能
  • 毎日の定期的な変位量、温度の測定
  • 予め指定したしきい値を超えた場合のアラーム通知
  • 測定可能領域を超えようとした場合のアラーム通知
  • センサー脱落の場合のアラーム通知
対環境
  • 使用温度範囲:-20.0℃~+60.0℃
  • 防水:IPx6相当(暴噴流に対して保護)
測定範囲 -20.0mm~+20mm(一軸方向)
最小表示値
  • 変位:0.01mm
  • 温度:0.1℃
測定精度
  • 変位:±0.1mm
  • 温度:±2℃
電池寿命 5年以上
通信方式 LTE Cat.M1対応
寸法
  • 長さ約40cm
  • 幅約5cm
  • 高さ約5cm
質量 約400g(電池含む)
  • 上記仕様は、今後予告なく変更する場合があります。
  • 当面のサービスエリアは、北海道、沖縄県、その他島しょ部は対象外となります。
  • LTE Cat.M1のサービスエリアでご利用いただけます。