20年の実績が物語る 現場で使える “物流総合ソリューション”

  • 配送計画
  • 動態管理
  • 拠点分析

取引環境と長時間労働の改善に向けて、荷待ち・配送時間の短縮、積載率の向上など、個別最適化から始めましょう。

荷主から消費者へ物を届ける「物流」は、経済の血液とも言われるほど重要な社会インフラです。
しかし今、物流業界は労働人口の減少・高齢化・長時間労働の是正といった課題に加え、
2024年問題の顕在化と物流改正2法の施行により、抜本的な変革が求められています。
2024年には、働き方改革関連法の適用によりドライバーの時間外労働規制が強化され、輸送力不足が深刻化。
さらに、物流改正2法により、荷主・物流事業者双方に対して契約の適正化・物流効率化の義務が課されました。
こうした背景のもと、企業には「労働環境の改善」「輸送力の維持」「CO2排出抑制」という三大課題への対応が急務となっています。
パスコでは、これらの課題に対し、地図×データによる物流DXを推進。
ソリューションを通じて、各企業様がどのようにご活用を進めているのか、ぜひご覧ください。

配送計画

ラストワンマイル配車プロセスのシステム化と地場配送ルートの最適化

■ 配車プロセスのシステム化

既存の配送網を維持するために、配車担当者は協力会社との調整や配送地域の選定など、複雑な要素を日々織り込んで配車業務を行っています。こうした高度な業務には、どうしても「属人化」という課題がつきまといます。
この課題を解決するには、単に計算をするだけの配車システムでは不十分です。現場で培われたノウハウを、体系的に整理し、誰もが使える形で残すことが求められています。
「今の担当者が優秀だからシステムは不要」ではありません。優秀な担当者の知見を、会社の資産として未来に残すためにこそ、システム化が必要なのです。

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■ 日々の配送ルートの最適化

1拠点から複数の配送先を回る「地場配送(ラストワンマイル)」では、1台の車両がどれだけ効率よく回れるかが、業務全体の生産性を左右します。この効率化は、「物流コストの削減」「働き方の改善」「属人化の解消」といった、物流現場が抱える多くの課題と直結しており、非常に重要なテーマです。
しかし、日々変化する荷物の内容や量に加え、「積載率」「労働時間」「配送条件(時間帯・方法など)」など、配車時に考慮すべき要素は多岐にわたり、効率検討に割ける時間が限られているのが現実です。パスコでは、こうした現場の負担を軽減するため、配車担当者の効率検討をシステムによって支援しています。

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■ 予測支援による車両台数の最適化

日々変動する配送需要に対して、受注進捗や配送物量、エリア、特殊車両の要否などをもとに、必要な車両台数や車種の見通しを立てる「予測支援ダッシュボード」を搭載。これにより、無駄な車両手配を防ぎ、早期の意思決定が可能となり、コスト最適化と安定運用を支援します。

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モーダルシフト環境負荷の小さい鉄道や船舶などモーダルシフトを考慮した配送計画

■ モーダルシフトを考慮した配送を支援

中長距離輸送は、複数の条件を考慮した難しい計算は地場の配送ほど必要ありません。
ですがその反面、環境負荷を考慮して鉄道や船舶を利用するのか?あるいは納期を考慮して車両や航空機を利用するのか? といった「どんな手段で運ぶのか?」の判断と、その手配が面倒になります。日々多忙な配車担当者にとって、それらを調査し判断する時間は限られています。パスコではあらかじめ輸送手段(ルート)を登録しておくことで、発着時間や運賃を比較しながらルート選択できる仕組みをご提供しています。

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■ 今後さらに環境負荷に対応する為の開発

昨今、SDGsを目指したGX(グリーントランスフォーメーション)への流れは止まりません。
パスコは今後さらに、企業様のGXを推進するため、輸送時間・運賃・CO2排出量を確認しながら中長距離の輸送手段を判断いただけるよう、配車時に各輸送手段の比較が出来る仕組みを鋭意開発中です。

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コミュニケーション顧客/営業担当/管理者/ドライバーの快適な相互連携

■ 顧客ファーストでも配車効率UPの連携

業種・業態が近ければ、顧客の配送条件は偏りがちです。時間帯希望が重なったり、予定の入らない日程が出て来たりと、配車効率を悪化させる要因ばかりです。
営業担当者がお客様との配送発注手続きをする際に、カレンダーで車両の空きリソースを確認しながら車両手配することができれば、車両リソースを最大限活用することが可能となります。

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■ 快適な相互連携をアシスト

配車結果が出たらどうしていますか?各ドライバーに指示するだけにはなってはいませんか?
「行き先を知りたいドライバー」、「空いている車両リソースを知りたい他の拠点」、「配送可能な日程を知りたい営業担当」、また「物流コストを知りたい経営層」と、実は配車状況を知りたい関係者は多岐にわたります。クラウド上で共有することも手段の一つなのですが、全拠点でクラウド環境をすぐに整備することは難しいですよね。パスコはクラウドでの共有は勿論、紙やExcelでの出力によってクラウド以外の情報共有も快適に出来るようアシストします。

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20年の実績が物語る
現場で使える“物流総合ソリューション”

動態管理

ステータス管理配送車両の位置と現場の作業状況をモニタリング

■ リアルタイムで配送車両の位置管理

配送先の顧客より問合せが入ったらどうしますか?
コールセンター → 配車担当 → ドライバーといった伝言ゲームは発生していませんか?
動態管理システムならスマートフォンや専用端末を利用して、車両の位置情報から、車両の状態・配送先の到着時刻や出発時刻を自動取得することが来ます。管理者が配送状況をリアルタイムで確認し、お客様からの問い合わせに対応できるため、問い合わせ対応工数の削減とサービス向上が図れます。

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■ スマートフォンで簡単に作業進捗の共有

忙しいドライバーにとって現在位置や作業進捗の問い合わせへの対応時間も惜しいですよね。予定通りの時刻で配送を行う為にも、配送以外に取られる時間は極力減らしたいものです。
動態管理システムなら、ドライバーからの作業進捗もワンタップで完了!ドライバーの手を煩わせることはありません。

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ナビゲーション車格や走行規制を考慮した最適なルートナビゲーション

■ 土地勘の無い地域でも安心のルートナビ

土地勘の無い地域では「この先の道は通れるのか?」といった不安はつきものですよね。
また「一般車両で走行した時は通れたのに、大型車両には規制があって通れない!」なんてこともありがちです。
大型車規制や高さ・幅・重量制限など、全国合計11万ヵ所に上るデータを基に、車格に合わせたルートナビがあると安心だとは思いませんか?

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■ “最短”が“最適”とは限らない

カーナビのルート通りに走行していたら、地元では有名な【開かずの踏切・信号】につかまってしまい、大きく時間をロスしたり、間に合わないといった経験はありませんか?
それこそが“最短”が“最適”とは限らない良い例です。
その地域を知り尽くしたベテランドライバーが良く利用するルートを使って、新人や土地勘の無いドライバーをナビゲーション出来れば、無駄な遅れを防ぎ、計画通りの配送が実現します。

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20年の実績が物語る
現場で使える“物流総合ソリューション”

拠点分析

ネットワーク分析拠点の取扱量と配送先の位置関係を加味して最適な候補地を選定

■ 距離・時間・トンキロを測定し見える化

拠点ごとの配送先や配送ルートが、何年も前から更新されていないといったことはありませんか?あるいは新しい拠点が近くにあるのに、気付かないうちに遠くの拠点から配送していたりしませんか?
拠点ごとの配送先の見直しは、配送効率改善には重要なのに手間がかかることから見過ごされがちです。改善に向けて、まずは取扱量や位置関係をスピーディーに見える化し、現状の配送網を評価しましょう。

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■ 拠点の統廃合や候補地の選定

拠点の維持にはコストがかかります。既存の配送をコストをかけずに維持できるのであれば、拠点は少ない方がいいですよね?また新しい拠点の候補地選びは失敗できません。
パスコの拠点分析は、拠点(または候補地)と配送先の全ての組み合わせをトンキロ計算し、拠点統廃合や候補地選定の根拠となる分析結果を提示します。

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ロケーション分析新規物流拠点の雇用市場を評価

■ 雇用市場も場所選びの重要な要素

拠点選びに重要なのはトンキロだけではありません。拠点(または候補地)周辺の雇用市場は調査していますか?そもそも拠点を稼働させるためには、拠点で働いてくれる人材が必要になります。「人手が足りないから拠点の稼働率が上がらない」なんて状況は目も当てられません。
パスコの拠点分析なら「車通勤20分圏内の人口特性(パートタイム雇用の需要)」といった条件で瞬時に把握できます。

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20年の実績が物語る
現場で使える“物流総合ソリューション”

課題解決の糸口はここにある! お客様とパスコの取り組み事例をご紹介します。

物流業務の課題意識はあるけれど、「どうやって効率化を図れば良いのか」「どこから着手すればいいのか」「社内に浸透させるにはどうすれば良いのか」など、その解決の糸口が実際の活用事例の中に潜んでいるかもしれません。

そこで、パスコがこれまで、お客様と一緒に物流業務の課題を解決した「事例」の一部を公開いたします!現在、10万台を超える物流トラックの効率化を支援しているパスコの物流ソリューションの活用事例が、皆様の課題解決の糸口となれば幸いです。