MMS(モービルマッピングシステム)で道路周辺の3次元計測

MMS(Mobile Mapping System:モービルマッピングシステム)は、3次元レーザ計測機とデジタルカメラによって、道路および周辺の3次元座標データと連続映像を取得する車両搭載型計測装置です。パスコはMMS(モービルマッピングシステム)を活用し、道路維持管理業務の効率化や高度化を図り、社会インフラのライフサイクルコストの最適化、長寿命化を支援するとともに、自動運転に必要なダイナミックマップの構築を支援しています。

パスコのMMS(モービルマッピングシステム)技術が選ばれる理由

パスコはMMS(モービルマッピングシステム)の黎明期から技術検証・精度検証などを行い、いち早く公共測量への対応を行うなど、MMS(モービルマッピングシステム)の技術に磨きをかけてまいりました。そして、2016年4月現在、運用車両も15台と国内でも最大規模の車両を運用し、道路台帳や地形図の作成、3次元道路データの整備などを実施。また、自動走行に必要なダイナミックマップに関して、内閣府など国のプロジェクトにも参画するなど、MMS(モービルマッピングシステム)に関するパスコの技術は多方面で信頼と実績を築いています。

MMS(モービルマッピングシステム)を利用した道路マネージメント

道路台帳、地形図、基盤地図の整備(取得データによる数値図化)

道路現況調査(道路・構造物・付属物・占用)におけるMMS(モービルマッピングシステム)の利用は、道路周辺地物の3次元データを高効率・低コストで取得でき、現地作業での道路占用時間も軽減。正確かつ精密な現況把握が可能です。

取得した道路映像と3次元点群データから、 地図の基本となる道路敷および道路骨格データを縮尺1/500精度で作成できます。(地図情報レベル500の数値地形図データ )(※1)

  1. MMS(モービルマッピングシステム)を利用した計測は公共測量作業規程が適用可能です(準則 第17条(機器等及び作業方法に関する特例))

道路施設台帳、道路付属物の維持管理(道路周辺環境の3次元データ化)

通常の管理では詳細な位置特定がしにくい、路面表示や道路付属物(照明、遮音壁、ガードレール、マンホール、電柱、看板、植栽帯、道路標識、道路情報管理施設など)をMMS(モービルマッピングシステム)で取得した道路周辺環境の道路映像と3次元点群データから判定し、正確な位置情報として取得します。

MMS(モービルマッピングシステム)で取得した路面表示や道路付属物を道路データベースとして利用し、道路インフラの統合的な維持管理システム構築に役立てます。

MMS(モービルマッピングシステム)取得データを活用した施設設計支援

MMS(モービルマッピングシステム)で取得した3次元点群データを活用し、任意地点における縦断図・横断図の作成が可能です。(※2)
橋梁など構造物の下側からレーザ照射して取得した3次元点群データを重畳し、3次元設計や情報化施工に活用できます。

  1. 相対高さ精度±5mmのレーザ計測データを用いて詳細な設計業務を支援(相対高さ精度はレーザ装置の機械精度仕様であり、測量成果の精度ではありません)

防災・災害対策

法面崩壊など道路にかかる災害が生じた場合には、災害前後のデータ比較で被害規模の把握が可能です。

MMS(モービルマッピングシステム)計測装置の販売

パスコはMMS (モービルマッピングシステム)を活用した受託業務のほか、計測装置本体の販売も行っています。

MMS (モービルマッピングシステム)は前方(+後方)上下2段のレーザスキャナ(2~4台)、デジタルカメラ(2~6台)で「3D点群データ」と「デジタル画像」を取得します。カラー3D点群データとしても表示可能です。

GPS(3台)・IMU・オドメトリの複合解析による高精度な測位/位置・姿勢を計算(※3)。FKP(面補正パラメータ)方式によるGPS補正、IMUによる角度および加速度データ、オドメトリ(車輪の回転による距離計)による移動距離を同時調整して、位置・姿勢を正確に計算(※4)

  1. GPS衛星を補足出来ない区間もIMUとオドメトリで補間が可能
  2. 座標取得精度は、平面位置精度:10cm、高さ精度:15cm (衛星可視状態時)

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