2011年2月 ニュージーランド(クライストチャーチ)地震に関する被災地撮影

ニュージーランドで2月22日午後0時51分(日本時間同日午前8時51分)、ニュージーランド第2の都市クライストチャーチ付近を震源とするマグニチュード6.3の地震が発生しました。この地震は、昨年9月4日にクライストチャーチの西約40km付近で発生した地震(M7.1)の余震とも言われています。海岸の軟弱地盤上に立地するうえ震源の深さが5km程度と浅かったためクライストチャーチでは非常に大きな被害を受け、2月25日現在死者行方不明者合わせて300人以上と報道されています。

2月24日の衛星画像(合成開口レーダー:SAR)

撮影実施

撮影時刻 2011年02月23日 07:23 (UTC)
入射角 47.38°(Ascending)
撮影モード High Resolution SpotLight 300MHz
偏波 HH
位置図イメージ

クライストチャーチ中心部の衛星画像です。
街は、ほぼ東西南北に規則正しく道路網が発達しています。この道路に着目すると、ところどころで道路が途切れて塞がれているように見えるところがあります(大聖堂の周辺など)。この様な場所は地震により建物が倒れたり、建物の外壁が崩れたりして道路を塞いでいると推測されます。

SAR画像判読結果

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情報掲載履歴

第1回掲載日:2011年2月25日(金)

災害発生に伴い被災状況の把握および関係各団体への情報提供の観点から、直ちに株式会社パスコは天候の影響を受けないSAR衛星画像による被害箇所の推定を実施しました。


被災された皆様には、謹んでお見舞い申し上げます。
弊社では災害状況の的確な把握と被災地の復旧に、空間情報の処理および解析技術と防災コンサルティング技術がお役に立てるよう、より一層努力してまいります。


<TerraSAR-X : InfoterraGmbH, Distribution [PASCO]>
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