サステナビリティ(企業活動の持続可能性)

サステナビリティ基本方針について

サステナビリティ基本方針

パスコの経営理念は、①空間情報事業を通じて、安心で豊かな社会システムの構築に貢献する②社会的に公正であることを判断基準として、法令遵守、社会倫理を尊重し、常に正しさを追求する③お客様の信頼を誇りに、最高レベルの空間情報を提供すると定めています。
これは、パスコは空間情報事業を通じて、自然環境や社会と共存し、持続可能な社会の一員としてステークホルダーに配慮しながら、事業活動を持続的に発展させていくことを示すものです。

パスコグループは、事業活動の持続可能性(サステナビリティ)を維持・発展させるために、企業の社会的責任(CSR)を包含したEnvironment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治)への取組みを推進しています。そして、これらの活動によって国際的な持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献することを目指します。

パスコグループは、人々の安心と豊かな暮らしを支えるため、事業活動において、①気候変動などの地球環境問題への配慮②人権の尊重③従業員の健康・労働環境への配慮や公正・適切な処遇④取引先との公正・適正な取引に取組みます。

サステナビリティレポート

サステナブル(持続可能)な社会の実現に向けて、パスコグループのビジョンや取り組みをまとめた「サステナビリティレポート2024」をご覧いただけます。

サステナビリティレポート2024

[収録概要]

  • パスコについて
  • 中期経営計画
  • サステナビリティ戦略
  • 重要課題(マテリアリティ)

など
閲覧用PDF(7.8MB)
指標・データ(319KB)

サステナビリティレポート2024

重要課題(マテリアリティ)

パスコは、2023年3月に、サステナビリティの取り組みを具体化するため重要課題(マテリアリティ)の特定をいたしました。
重要課題の特定プロセスにおいては、当社の事業特性等を考慮して持続可能な企業成長に向けて優先的に取り組む経営上の課題の整理・抽出を行い、以下のの6カテゴリ24項目を重要課題といたしました。

①お客様視点のサービス②先端技術の活用とパートナーシップ③社員の自己実現とダイバーシティ④人権尊重と誠実な企業活動⑤脱炭素・循環型社会⑥地域コミュニティとの共生

重要課題(マテリアリティ)

今後、それぞれの重要課題に対して指標を設定し、サステナビリティ推進委員会においてその達成状況を定期的に確認してまいります。

カスタマーハラスメントに対する基本方針

パスコグループ従業員が、心身ともに健康で安心して働くことができる就労環境を維持するために、「パスコグループにおけるカスタマーハラスメントに対する基本方針」を定めています。

Environment(環境保全)

パスコの事業活動に伴う環境負荷を軽減するとともに、最先端の技術と実績に基づいた空間情報サービスを社会に提供することで、地球環境の負荷低減・保全に貢献します。
パスコは、セコムグループの一員として、セコムが策定する「環境基本理念」「環境基本方針」を環境保全活動の羅針盤とし、事業による環境貢献、事業運営における環境保全活動、法令等遵守、環境マネジメントシステムの継続的改善、社員のモチベーション向上、社会とのコミュニケーションに努めてまいります。
また、ISO(国際標準化機構)が定める環境管理の国際規格である環境マネジメントシステム(ISO14001)を2003年2月に取得しています。

Social(社会貢献)

パスコは、空間情報事業者としての専門知識を活かして、強靱な国土の形成・維持を支援します。また、従業員の社会貢献活動を奨励しています。

災害緊急撮影

パスコでは、災害の規模、発生地域、被災地の天候状況などを考慮し、人工衛星、航空機、ドローン、専用計測車両、船舶など多彩なプラットフォームから最適な手法を使って、迅速な状況把握に努めています。
パスコはこうして取得した情報から被災箇所の抽出を行い、その結果を、地方自治体や各省庁など関係各機関に提供し、二次災害の予防と迅速な復旧活動計画の策定などを支援しています。

認証取得マーク[レジリエンス認証]

レジリエンス認証

認証取得マーク[レジリエンス認証]

パスコは、国土強靱化の趣旨に賛同し、 2016年には、事業継続に関する取り組みを積極的に行っている事業者を「国土強靱化貢献団体」として認証する「レジリエンス認証(国土強靱化貢献団体認証)」を取得しています。

Governance(企業統治)

パスコは、法令遵守、社会倫理を尊重し、公正な商取引により、空間情報サービスの提供を行い、ステークホルダーとの良好な関係を維持します。
パスコでは、経営理念の実践こそが「社会に信頼される企業であり続ける」ための基本と考え、事業を通じて持続的な成長と企業価値の向上に努めるとともに、コーポレートガバナンスを経営上の最重要課題として位置づけています。

SDGs(持続可能な開発目標)

パスコは、国連が提唱する「持続可能な開発目標」に賛同し、持続可能な社会の実現に向けて事業を展開していくことが重要であると考えています。そして、SDGsの目標の中から取り組むべき重要課題を抽出し、事業の方向性を定め、持続可能な社会の実現に向けた事業活動を推進していきます。
パスコでは、事業活動を通して貢献する目標(下図)に加え、社会貢献活動・働き方改革においても、人材育成、女性活躍、コーポレートガバナンスなどSDGsが定める目標と整合した活動の推進を図ります。

SDGs(持続可能な開発目標)

防災・減災

防災・減災

河川、ハザードマップ、砂防、災害リスク情報、被災時の状況把握

国土管理

国土管理

デジタルガバメント、固定資産、文化財、まちづくり、区画整理、農業

インフラ管理

インフラ管理

道路、上下水道、橋梁、トンネル、港湾・海岸、鉄道

環境保全

環境保全

環境アセスメント、水と空気、海洋調査、森林保全と活用

分析・効率化

分析・効率化

物流、市場分析、営業支援・顧客管理、i-Construction

海外展開

海外展開

国土空間データ基盤、道路アセットマネジメント、環境保全、災害対策