平成23年７月27日から30日に新潟県及び福島県で発生した豪雨は、記録的な豪雨となり土砂崩れの被害や8つの河川が決壊するなどして、両県であわせて３人が死亡したほか３人が行方不明となっています(8月１日現在)。
先月27日から30日にかけての雨量が多いところで1,000ミリを超え、新潟県加茂市では総雨量623.5mmを観測しました。このため、各地で水につかったり、壊れたりした住宅などが少なくとも7,000棟余りに上っています。
平成23年8月3日撮影 斜め写真
0803-01 十日町市川治地区付近
0803-02 十日町市戌地区付近-
0803-03 十日町市戌付近
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0803-04 十日町市二ッ屋地区付近 -
0803-05 十日町市田麦地区付近 -
0803-06 十日町市川治地区付近
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0803-07 十日町市川治上町地区付近 -
0803-08 十日町市小黒沢地区付近
平成23年7月31日撮影 斜め写真
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0731-01 長岡市中心街付近 -
0731-02 小千谷市迯入付近 -
0731-03 新潟市秋葉区小須戸橋付近
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0731-04 新潟市南区古川新田付近 -
0731-05 三条市井戸場付近 -
0731-06 三条市花渕付近
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0731-07 三条市福岡付近 -
0731-08 三条市西大崎付近 -
0731-09 三条市上須頃付近
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0731-10 三条市大島付近
平成23年7月30日撮影 合成開口レーダー（SAR）衛星「TerraSAR-X」
撮影実施
| 撮影時刻 | ： | 2011年7月30日 17:28(JST) |
| 入射角 | ： | 19.0度 |
| 撮影モード | ： | StripMap モード |
| プロダクト | ： | EEC |
| 偏波 | ： | HH |
下条川からの流水等により床上浸水があった保内、塚野目地区周辺の浸水状況が確認できます。（図内赤丸）
2011年7月30日に撮影された合成開口レーダー（SAR）衛星「TerraSAR-X」画像を用いて水域（河川・湖沼、氾濫範囲等）を抽出しました。信濃川では高水敷まで水位が上昇していることが推定されます。
情報掲載履歴
第1報掲載：2011年8月1日(月）
第2報掲載：2011年8月2日(火）
第3報掲載：2011年8月4日(木）
災害発生に伴い被災状況の把握および関係各団体への情報提供の観点から、2次災害を回避できる天候を待って直ちに株式会社パスコと国際航業株式会社は共同で航空写真撮影を実施いたしました。また、天候の影響を受けないSAR衛星の撮影は株式会社パスコにて実施しています。
被災された皆様には、謹んでお見舞い申し上げます。
弊社では災害状況の的確な把握と被災地の復旧に、空間情報の処理および解析技術と防災コンサルティング技術がお役に立てるよう、より一層努力してまいります。
<TerraSAR-X ： InfoterraGmbH, Distribution [PASCO]>
<撮影 株式会社パスコ・国際航業株式会社>
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