2018年3月 霧島山系・新燃岳 火山活動モニタリング

霧島山系・新燃岳では2018年3月1日(木)午前8時頃から低周波地震および火山性微動が継続し、午前中には小規模な噴火が確認されました。
3月6日(火)には爆発的噴火が14時27分以降16時までに4回発生し、噴煙は最高で火口縁上2,300mまで上がりました。現在も活発な火山活動が継続しています。

過去の観測情報:  2017年10月の噴火

2018年3月18日撮影の衛星画像(合成開口レーダー(SAR)衛星「TerraSAR-X」)

パスコは、概況把握を目的に、継続して合成開口レーダー(SAR)衛星TerraSAR-Xによる撮影を実施いたしました。

霧島山(新燃岳)2018年3月18日18時10分観測(TerraSAR-X)

撮影諸元

撮影日時 2018年3月18日18:10 (JST)
撮影軌道 Ascending(北行軌道)
撮影モード Staring SpotLight
入射角 31.19度
プロダクト EEC(オルソ補正済み)

2018年3月12日撮影データとの比較

霧島山(新燃岳)2018年3月12日18時19分(SPOT7)/2018年3月18日18時10分観測(TerraSAR-X)

(左:3月12日 SAR画像「TerraSAR-X」)

(右:3月18日 SAR画像「TerraSAR-X」)


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画面の上でカーソルを左右に動かすと、それぞれの時期の衛星画像を覧いただけます。

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2018年3月12日撮影の衛星画像(合成開口レーダー(SAR)衛星「TerraSAR-X」)

パスコは、概況把握を目的に、継続して合成開口レーダー(SAR)衛星TerraSAR-Xによる撮影を実施いたしました。

霧島山(新燃岳)2018年3月12日18時19分観測(TerraSAR-X)

撮影諸元

撮影日時 2018年3月12日18:19 (JST)
撮影軌道 Ascending(北行軌道)
撮影モード Staring SpotLight
入射角 46.74度
プロダクト EEC(オルソ補正済み)

2018年3月7日撮影データとの比較

霧島山(新燃岳)2018年3月7日18時10分(SPOT7)/2018年3月12日18時19分観測(TerraSAR-X)

(左:3月7日 SAR画像「TerraSAR-X」)

(右:3月12日SAR画像「TerraSAR-X」)


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霧島山(新燃岳)2018年3月12日6時11分観測(TerraSAR-X)

撮影諸元

撮影日時 2018年3月12日6:11 (JST)
撮影軌道 Descending(南行軌道)
撮影モード Staring SpotLight
入射角 52.1度
プロダクト GEC(非オルソ)

これまで火口内にあった溶岩が火口縁の最も標高の低い北西側から流れ出しているのが確認できます。

2018年3月11日撮影光学画像との比較

霧島山(新燃岳)2018年3月11日10時49分(SPOT7)/2018年3月12日6時11分観測(TerraSAR-X)

(左:3月11日光学衛星画像「SPOT 7」)

火口中央からの噴煙が認められなくなっています。

(右:3月12日SAR画像「TerraSAR-X」)

溶岩表面に同心円状に広がるしわ状の構造が確認できます。

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2018年3月11日撮影の衛星画像(光学衛星「SPOT 7」、「ASNARO-1」)

パスコは、概況把握を目的に、継続して中分解能衛星SPOTと高分解能衛星ASNARO-1による撮影を実施いたしました。

霧島(新燃岳) 平成30年3月11日10時49分撮影画像

撮影諸元「SPOT 7」

撮影日時 2018年3月11日10:49 (JST)
衛星分解能 1.5m
プロダクト パンシャープン

霧島(新燃岳) 平成30年3月11日11時45分撮影画像

撮影諸元「ASNARO-1」

撮影日時 2018年3月11日11:45 (JST)
衛星分解能 50cm
プロダクト マルチスペクトル

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2018年3月7日撮影の衛星画像(合成開口レーダー(SAR)衛星「TerraSAR-X」)

パスコは、概況把握を目的に、継続して合成開口レーダー(SAR)衛星TerraSAR-Xによる撮影を実施いたしました。

2018年3月7日撮影の衛星画像(合成開口レーダー(SAR)衛星「TerraSAR-X」)

撮影諸元

撮影日時 2018年3月7日18:10 (JST)
撮影軌道 Ascending(北行軌道)
撮影モード Staring SpotLight
入射角 31.1度
プロダクト GEC(非オルソ)

2017年11月撮影データとの比較

XバンドSAR衛星 2017年11月6日/2018年3月7日観測 (TerraSAR-X 25cm)

(左:2017年11月のデータ)
撮影日時 2017年11月6日18:10 (JST)
撮影軌道 Ascending(北行軌道)
撮影モード Staring SpotLight
入射角 31.1度
プロダクト GEC(非オルソ)

(右:今回のデータ)

火口内に新たに噴出した溶岩の形状が、その表面構造も含めて確認できます。


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2018年3月6日撮影の衛星画像(光学衛星「SPOT 7」、「ASNARO-1」)

パスコは、概況把握を目的に、継続して中分解能衛星SPOTと高分解能衛星ASNARO-1による撮影を実施いたしました。

霧島新燃岳 平成30年3月6日10時39分撮影画像

撮影諸元「SPOT 7」

撮影日時 2018年3月6日10:39 (JST)
衛星分解能 1.5m
プロダクト パンシャープン

霧島新燃岳 平成30年3月6日11時38分撮影画像

撮影諸元「ASNARO-1」

撮影日時 2018年3月6日11:38 (JST)
衛星分解能 50cm
プロダクト マルチスペクトル

火口周辺の降灰の様子が確認できます。

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2018年3月1日撮影の衛星画像(光学衛星「SPOT」、「ASNARO-1」)

パスコは、概況把握を目的に、中分解能衛星SPOTと高分解能衛星ASNARO-1による撮影を実施いたしました。

霧島新燃岳 平成30年3月1日10時26分撮影画像

撮影諸元「SPOT 7」

撮影日時 2018年3月1日10:26 (JST)
衛星分解能 1.5m
プロダクト パンシャープン

火口から東南東方向へ流れる噴煙が確認できます。


霧島新燃岳 平成30年3月1日11時31分撮影画像

撮影諸元「ASNARO-1」

撮影日時 2018年3月1日11:31 (JST)
衛星分解能 50cm
プロダクト マルチスペクトル

火口から東南東方向に狭い範囲で降灰と考えられる帯状の筋が確認できます。

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情報掲載履歴

第一回掲載日 2018年3月8日(木)
第二回掲載日 2018年3月13日(火)
第三回掲載日 2018年3月22日(木)

<SPOT 7 : © Airbus DS 2018>
<ASNARO-1 : © NEC>
<TerraSAR-X : © 2018 DLR, Distribution Airbus DS / Infoterra GmbH, Sub-Distribution [PASCO]>
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