トップメッセージ

代表取締役社長 高橋 識光

パスコは、航空測量会社として1953年の創業以来、技術力の向上と最新技術の導入・実用化に努め、常に未来を見据えた技術改革に取り組んでまいりました。
創業70年を迎える今、人工衛星や航空機などを使って離れた位置から地球上のあらゆる事象を計測する「遠隔の視点」、社会課題の現場に身を置き、見て・聞いて・触ることで社会の現状を捉える「近接の視点」、さらにAIやIoT・GIS・画像処理などの技術を使って取得した情報を「分析・解析」する技術、この“3つの優位性”を融合して、社会課題の解決に資するソリューションを創出しております。

今日、パスコを取り巻く環境は、自然災害の激甚化・頻発化にともなう防災・減災・国土強靱化対策、インフラ老朽化対策など、持続可能な社会のためにさまざまな改善・強化策が推進されております。また、民間企業や行政機関などのあらゆる組織においても、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の取り組みが加速化し、パスコの空間情報技術やデジタル技術が発揮できる領域が拡大しております。今後も、インフラ分野のDXをはじめ、森林・農業・物流など、あらゆる分野でDXの推進を支援してまいります。

パスコは、「地球をはかり、未来を創る ~人と自然の共生にむけて~」を経営ビジョンに掲げております。企業活動の持続可能性(サステナビリティ)を維持・発展させるため、企業の社会的責任(CSR)を包含したESGに配慮した経営のもと、空間情報事業を通して国際的な持続可能な開発目標(SDGs)の幅広い目標の達成を目指してまいります。

今後とも、皆様のご支援とご高配を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長 高橋 識光