事業環境保全

藻場分布調査
支援サービス

全国的に磯焼けが進行しており、藻場の衰退・消失が進んでいます。藻場は、水生動物の生活の場や産卵・成育の場など多様な役割を果たしており、重要な海洋資源です。こうした重要な資源を守るためにも、効率的かつ定量的に調査を行う必要性が求められています。
藻場の分布状況把握を目的とし、詳細な現地調査の対象エリア指定の参考として
海岸線を撮影した衛星画像から藻場と思われる箇所を抽出するサービスです。

藻場分布調査<br />支援サービス

広域的な藻場の分布抽出が可能

撮影範囲が広域である衛星画像の利点を生かして沿岸部分を広くカバーしたり、過去からの経年変化等も把握が可能です。
衛星画像を利用することで、広域的な藻場の分布把握に係る負担が低減できます。例えば、空撮や音響測量では限界がある広い市町村、県、地方の範囲です。温帯域では水面から海藻が見える限界の水深10m程度(※)~浅い範囲まで把握することができます。
※透明度や波の状況等により変動

現地データ活用により精度向上

対象区域の一部で行う船上調査等による藻場の種類や状態に関する現地データ(教師・検証データ)を活用することで、精度向上が見込めるとともに、現地調査のみで全域を行う場合に比べ、低コストで調査が可能です。

立ち入りが困難な場所も調査可能

ドローンの飛行が困難な場所や、岩場など船上調査や潜水調査が困難な場所における調査にも活用が可能です。