事業環境保全
森林変化
情報提供サービス
森林変化をモニタリングする
「MiteMiru森林」で森林行政の効率化を支援
2017年度に施行された改正森林法により、森林所有者は伐採・造林届に加え、再造林後の状況報告も義務化されました。
これにより自治体は、状況報告書の記載内容と伐採造林届及び各種計画との照合や現地確認が必要となり、それに係る手間やコストの簡略化と届出制度の継続的な運用の実現が課題となっています。MiteMiru森林は、衛星画像とAI判読技術を用いた変化情報を提供し、現地調査にかかる時間と人手の削減など効率的な森林現況把握をご支援します。
※「MiteMiru」は株式会社パスコの登録商標です。
サービス内容
森林変化情報提供
契約後に撮影された衛星画像を用いて、契約地域の森林変化を最低2回/年~提供します(天候状況によって提供回数は変動します)。
MiteMiruサイト利用
MiteMiruサイトを利用できます。
衛星画像閲覧
衛星画像(画像範囲、閲覧期間、プランで異なる)を専用サイトで閲覧できます。(※1)ただし、 衛星画像のダウンロードは不可。
(※1)変化抽出箇所をお客様自身でご確認いただく、伐採届出箇所を衛星画像で目視確認
プラン別サービス内容
スタンダード | プレミアム | |
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森林変化情報提供 |
○
契約後に撮影された衛星画像を用いて、契約地域の変化情報を2回/年~提供いたします。 (天候状況によって提供回数は変動します。) |
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MiteMiruサイト利用 | ○ | ○ |
衛星画像閲覧 |
○
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◎
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- 「PSI」はパスコの登録商標です。
シームレスな日本全域の衛星画像を販売PASCO Satellite Image(PSI)について見る
主な機能
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衛星画像及び判読結果の閲覧
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衛星画像及び判読結果切替表示
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変化情報抽出のメール通知
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変化情報閲覧・ダウンロード
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変化情報の絞込み検索
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モニタリングポイント登録
※お客様所有GISデータのアップロード機能
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パスワード変更
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操作マニュアルダウンロード
※個人情報はアップロード不可
衛星×AIによる森林変化情報の抽出
二時期の衛星画像から皆伐跡地(※2)・再造林地(※3)・ソーラーパネルをAI判読技術により自動抽出します。目視判読と同等の精度を担保しています。
●利用衛星の仕様
衛星:光学衛星 SPOT6/7
解像度:1.5m分解能(パンシャープン)
観測幅:60km
(※2)皆伐跡地:森林などの樹木を全て伐採した後の場所
(※3)再造林地:伐採後に再び植林した場所
本サービスのメリット
- 現地調査の時間と労力を削減(皆伐および再造林後の状況確認を効率的にモニタリング)
- 無許可・無届の伐採行為を検出し、行政指導が可能
- 伐採造林が盛んな地域を捉え、効果的な林業振興支援策の検討が可能
- 1年間の伐採地や再造林地の集計にも使用可能
受賞事例
内閣府が主催する第6回宇宙開発利用大賞農林水産大臣賞を受賞しました。MiteMiru森林が自治体職員の業務負荷軽減に繋がっている点や既契約実績・今後の更なるサービス拡大が期待できるとして評価されたものです。