測量・計測技術ドローン
ドローン計測
ドローンは有人航空機よりも低空を飛行するので、高密度の計測が行えます。
パスコでは、お客様のご希望にあわせて文化財や森林、河川、砂防、海岸、港湾などで使用しています。
特長
01. 機動性・運用性が高い
ドローンは乗用車でも運搬が可能で、写真撮影やレーザー計測など、有人機を使用するよりも機動性が高く、諸手続きが必要ですが比較的容易に運用できる点が魅力です。飛行時間が短いというデメリットもありますが、予備バッテリーで対応することで、計測時間を確保できます。
02. 3次元データの測量・計測が可能
ドローンにレーザースキャナーを搭載して、3次元データの取得が可能です。パスコはドローン搭載型レーザースキャナーとしてグリーンレーザースキャナーを保有・販売しており、陸域だけではなく、河床や海底などの水底までをシームレスに測量・計測が可能です。
また、多角的に撮影した航空写真から3次元を起こすことも可能です。
03. 高密度のレーザー計測が可能
航空機よりも低高度を飛行するので、密度の高い点群データを簡単に取得できます。そのため、作業時間が大幅に短縮され、業務の効率化、生産性の向上が期待できます。
活用分野
01. 河川・砂防分野
河川管理や砂防の点検などのDXが進む中で、3次元データの活用が注目されています。一級河川などの河川流域全体の3次元データは航空機が使用されていますが、準用河川や普通河川などの3次元データの作成、部分的な測量・計測には、運用がしやすいドローンの活用が期待されています。
02. 海岸・港湾分野
グリーンレーザースキャナーにより、水域における高密度な3次元点群データの取得することで、消波ブロックの1つ1つのブロック形状、また構造物縁部の状況が把握ことができるため、海岸・港湾施設の点検に活用できます。
03. 森林分野
森林管理を行う上で、正確な測量・計測や調査は欠かせません。立ち木調査や害虫被害などの調査にも活用されるほか、森林由来J-クレジットの調査にも活用されています。
04. 文化財分野
歴史的建造物や遺構の図化などにドローン計測が活用されています。文化財分野では航空機を使用するには対象範囲が狭く、図化用の航空写真撮影やレーザー計測による3次元データの取得など、ドローンの活用に適した分野です。