事業国土管理
不法・危険盛土等監視
発見支援サービス
衛星画像とAIを活用した盛土等のモニタリング「MiteMiru盛土」
衛星画像とAI解析技術を活用し、広域的に土地改変箇所を抽出・提供するクラウド型サービス『MiteMiru盛土』を提供し、盛土等の土地改変箇所を広域的に抽出、不法・危険盛土等の監視・発見業務を支援します。
※「MiteMiru」は株式会社パスコの登録商標です

「宅地造成及び特定盛土等規制法」への対応支援
盛土等による災害から国民の生命・身体を守る観点から、危険な盛土等を全国一律の基準で包括的に規制する「宅地造成及び特定盛土等規制法」(通称「盛土規制法」)が2023年5月に施行されました。
これに伴い、国の定めた各種ガイドライン等に基づく、スキマのない規制を行うために、規制区域内における盛土等の位置や規模等を地図情報として正確に管理すること、さらに工事完了後の経過観察を継続的に実施することの重要性が高まっています。
パスコが開発した「MiteMiru 盛土」は、不法・危険盛土等の監視・発見など、自治体職員が抱える様々な盛土対策業務の負担削減を後押しするものです。パスコはこれからも、空間情報技術とAI技術で自治体業務の効率化を支援していきます。
サービスの特徴
AIによる自動検出で人的負担や人件費を軽減
二時期の衛星画像からAI判読技術で土地改変箇所を自動検出し、メールで通知します。山間部など人目に付きにくい場所なども含め行政区域内を網羅的に監視し、現地パトロールなど職員の業務負荷低減に貢献します。
自治体による衛星画像の調達が不要
本サービスを契約いただくことで、ご利用自治体向けに新規の衛星画像を撮影します。利用衛星は、1.5m解像度(SPOT)、0.5m解像度(Pléiades)から選択いただけます。
定期的な継続監視が可能
撮影頻度は、年1回または年2回から選択いただけます。
情報の蓄積と共有
衛星画像や変化点、届出情報などを一元管理できます。登録情報は関係部門間で共有が可能です。
GISデータの重ね合わせ表示が可能
土砂災害警戒区域や大規模造成地など主題図との重ね合わせができるので、各種情報を加味しながら、画面上で衛星画像による目視確認が行えます。
盛土以外の土地改変箇所の確認も可能
盛土、建物、ソーラーパネル、土地開発、伐採などの変化をAIで検出します。
プラン別サービス内容
利用する衛星の解像度 | 高解像度:0.5m | 中解像度:1.5m | ||
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撮影回数別プラン (契約自体の行政界) |
年1回 | 年2回 | 年1回 | 年2回 |
判読 | AI判読結果を元に簡易目視チェック (抽出規模の目安:約300-500m2以上) |
AI判読結果を元に簡易目視チェック (抽出規模の目安:1,000-3,000m2以上) |
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提供方法 | 専用Webサイトによる提供 | |||
衛星画像閲覧 |
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※「PSI」はパスコの登録商標です
主な機能
- 変化情報抽出のメール通知
- 衛星画像及び判読結果の閲覧
- 2画面で衛星画像を比較表示
- 主題図の表示(土砂災害警戒区域、大規模造成地等の国土数値情報 / 登記所備付地図)
- 変化情報の編集及び絞り込み検索
- モニタリングポイントのアップロード
- 地理院タイルのベースマップ表示
- Google Maps API機能(有償オプション)


変化点抽出結果の表示例



