私たちの生活を支える道路・橋梁は、社会インフラとして整備・改良され、後世に残していく大切な財産といえます。
株式会社パスコは長年にわたる測量、調査・設計業務で蓄積してきた技術で、新しい時代の社会インフラ整備や維持管理を支援します。
パスコは環境、経済性、安心・安全の観点から、新しい時代の道路・橋梁の計画・設計を行うと共に、利用者に愛される「みち」を目指し、以下のような取り組みを行っています。
路面性状調査は、管理道路の路面性状(ひび割れ・わだち・平たん性)を調査し、舗装の状態を把握します。この調査結果から安全で円滑な交通の確保を考慮した修繕候補箇所の抽出や舗装の効率的な維持管理に必要な情報の基礎資料を作成します。
ポイント!
パスコは、路面性状調査と空間情報技術を用いて舗装の修繕計画の立案を支援します。道路に関する基礎資料のとして舗装構成や道路諸元、過去の舗装修繕履歴等を収集し、GIS(地理情報システム)を用いて道路に関するさまざまな情報を一元管理し、将来にわたる舗装の修繕計画を立案します。
修繕計画では、路線の重要度や調査から得られた路面の劣化度、調査結果の統計から得られる劣化予測等を用いて、地域特性に合わせた修繕計画をご提案します。
路面性状調査には、大小さまざまな計測車両、計測機器を用いて調査します。主要幹線道路から生活道路まで、道路の規模に合わせた調査方法を提案し、網羅的な調査を実現します。 日本で最も早くに路面性状調査車両を導入したパスコが、皆様の管理道路に合わせた調査方法をご提案します。
現在、高度経済成長期に建設された多くの構造物が老朽化し、これらの維持・管理や安全対策が問題となっており、道路や橋梁トンネルなどの構造物も例外ではありません。
管理施設を限られた保全予算で、長く最大限に活用するためには、道路や橋梁などを長寿命化し、管理方式を事後保全から計画的な予防保全へ転換することなどが求められています。
パスコは、自治体等が作成する公共施設等総合管理計画に基づく個別計画として、橋梁や道路の長寿命化修繕計画の立案を支援します。
平成26年の改正道路法の施行により、道路管理者はすべての橋梁、トンネル等について5年に1度の近接目視の点検が必要になりました。
全国の自治体では、多数の橋梁点検を実施する必要がありながら、土木技術職の職員不足などから、橋梁の点検が遅れがちになることや、点検や維持修繕に必要な保全予算が不足するという問題が発生しています。
パスコは、建設コンサルタントのノウハウと実績を活用し、橋梁の点検から長寿命化修繕計画の立案まで、統合的にインフラのマネジメントを支援します。
限られた保全予算で最大の効果を発揮するよう、管理対象の橋梁について、地域特性や施設重要度を総合的に評価し、点検や修繕の優先順位付けや予算の平準化をご提案します。
ポイント!
パスコは創業以来、測量業を基軸として全国の自治体における各種台帳作成や法定図書整備、GIS(地理情報システム)の構築を担っています。
ICTを活用した日常業務が定着した昨今、図面や帳票などのアナログ資料をデジタル化した資料に転換を図ることは必然と言えます。パスコでは、道路台帳のデジタル化が未実施である自治体に対して、最新の計測技術によってデジタル化を支援しています。デジタル化作業の中では、管理道路の現状を正確に把握するとともに、道路区域を各種資料と照合し、道路台帳が抱える下記課題を解決します。
ポイント!
道路台帳のデジタル化の作業に際し、MMS(モービル・マッピング・システム)など最新の計測機器を用いて、短期間で高精度な道路台帳の整備・更新を実現します。
戦略的な道路整備事業を支援できるシステムを構築し、地図情報を中心とした各種情報を一元化。施設点検や台帳更新などの定期的な更新情報と、苦情要望管理・占用管理などの日常的な更新情報がシステムで一元管理することで、維持管理だけでなく計画上の資料としても有効活用できます。道路設計情報管理、調査記録管理、個別計画の把握、道路台帳の更新など、道路行政業務の高度化・効率化を支援します。
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