森林資源管理システム「PasCAL 森林」

「PasCAL 森林」は、クラウドサービスの利点を生かし、都道府県・市町村・林業事業団体間の情報流通促進、導入コストやメンテナンスコストの削減や導入から運用開始までの期間短縮などに貢献します。150団体を超える都道府県・市町村などで採用いただいてきたパスコの森林マネジメントシステムの開発・運用支援のノウハウを基に構築した充実の機能とコンテンツを、クラウドサービスとしてご利用いただけます。

セキュアな環境で自治体業務を支援し、インターネット環境で林業事業体と情報を共有

「PasCAL 森林」は、目的に応じてネットワークを最適化します。森林簿や林地台帳等に含まれる機密性が高い行政内部の情報は、地方公共団体を相互に接続する行政専用のネットワークである「総合行政ネットワーク(LGWAN)」で、安心・安全に管理いただけます。また、伐採・造林届出申請などに係る行政と林業事業体との情報共有は、SSL認証を施したインターネット環境で行うことができます。
都道府県と市町村間での情報連携における安全性の確保と、林業事業体との効率的な情報共有、どちらも実現いただけるサービスです。

セキュアな環境で自治体業務を支援し、インターネット環境で林業事業体と情報をGISで共有

森林資源管理システム「PasCAL 森林」の導入効果

都道府県でのシェアNo.1(自社調べ)を誇り、市町村や林業事業体等、数多くの団体でご導入いただいてきたパスコの森林GISを『クラウド環境』で、より快適にご利用いただけます。関係主体をネットワークでつなぎ、スムーズな情報流通を実現することで、森林情報の活用と精度向上を図ることができます。また、業務で必要な機能が標準実装されているため、システム構築に係るコストや工期を縮小できます。
林野庁の「森林情報高度利活用技術開発事業」での知見や、ユーザーの声を活かして進化し続けるクラウドサービスで、森林管理の効率化や林業の生産性向上にご活用いただけます。

森林GISクラウドサービスの導入効果

業務効率と利便性の向上

  • 伐採・造林届出申請等、申請事務のオンライン化
  • 業務で必要な機能の標準搭載
  • LGWANとインターネットの使い分けによる安全性の確保
  • 恒常的な機能改良

経費削減

  • システム導入費・運用費の平準化
  • 民間所有の地形図や衛星画像の標準搭載(コンテンツ整備費の削減)
  • ハードの維持費の削減

職員負担の軽減

  • 高度分析、解析レポートの提供
  • 運用サポートによる利用促進
  • 法改正やOSバージョンアップに伴うシステムメンテナンス対応やサーバ管理負担の軽減

スモールスタート

  • 短期間での利用開始
  • 運用に応じてライセンス数を最適化

搭載機能一覧

利用者(管理主体) 実装機能(順次搭載を含む)
都道府県 地域森林計画編成(森林計画図・森林簿管理)
森林異動情報管理
保安林台帳管理
治山施設台帳管理
林地開発許可情報管理
山地災害危険個所管理
県有・県営林管理
市町村 森林経営計画管理
伐採・造林届管理(オンライン申請)
市町村森林整備計画作成支援
林道作業道管理
土地所有者の変更管理(林地台帳管理)
林業事業体 森林経営計画作成支援
施業履歴管理
伐採・造林届出申請(オンライン申請)
森林境界明確化支援
共通 汎用機能(閲覧、属性検索、地名検索、出力、GPS連携、データエクスポート)
管理系機能(ユーザ管理、グループ権限管理)
  • ユーザーの声を反映した機能改良、機能追加、システムバージョンアップを恒常的に実施します

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